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[愛魂 vol.48] 夢眠ねむ ~秋葉原と原宿を繋ぐ新世代カルチャーのアイコン~(2/3)

原宿と秋葉原のお互いの要素が交換されてる気がします。

夢眠ねむ

ab:ファッション要素の強い原宿とオタク色の秋葉原の融合した感覚が次世代のカルチャーとして注目されていますが、この数年間をそのシーンの中で体験してみて、ねむちゃんはそれをどう認識している?

ねむ:実はクロスじゃなくて、お互いの要素が交換されてきているような気がしていて。「6%DOKIDOKI」というブランドのデザイナー、増田セバスチャンさんも昔の原宿のホコ天が、ちょっと前の全盛期だった頃の秋葉原のホコ天にすごく似てるっておっしゃってて。原宿にいる子がキャラクターのTシャツ着て、ヲタっぽいものをオシャレに着こなして。アキバにいる人がブランド物を着てたり、お互いが浸入しているのが去年より濃くなってて。その試みの一つで私の作品に、ヲタとアイドルをお互い騙してヲタにアートを買わせて、アートにヲタ色を付けるっていう動きをやってたら、ファッション系の原宿に居るような子たちがどんどんアキバに出て来て、アキバを原宿の裏通りみたいにしたいっていう動きが出てきてたんです。そんな中、新進気鋭の若手デザイナーさんの作品を扱う五戒(ごかい)っていうショップが秋葉原にあるんですが、最近なんとディアステもこのショップとコラボしたんです。BALMUNG(バルムング)っていうブランドと私がコラボして、ばるねむんぐっていうパーカーを作って。決して安くはないのに、私のファンの人が買って着てくれてたりするんです。私の要素も入ってるけど、本当にファッションの道でやってきてる人のブランドが今までとは違った形でどんどんアキバに浸入している印象はあります。

女の子が目を付けるってのは、面白いことが起こる前兆。

夢眠ねむ
●「DJ ねむきゅん」としても活躍
ab:それって、ねむちゃんがやりたかったことだよね。

ねむ:そうですね。今はすごくそれを感じますね。今まではディアステージもヲタクって人が多かったんですが、昨日も私のご飯のイベントの時にオープン前6~7人女の子が並んでくれたんです。今まで男の子しか来なかったお店なのに、私がネオ・コスで着てた初恋てろりすとのバッグを持って、私と同じ髪型して「今日ねむちゃんのご飯楽しみにして来ました」って女の子が来てくれるようになって。それってすごく原宿的な子たちで。女の子が地下アイドルを応援するのって、今までになかった動きだと思うんですよね。女の子が目を付けるってのは、面白いことが起こる前兆だと思うので。これがキッカケで今後どんな動きになるのかが本当に楽しみです。自分がその発火ポイントになれたらいいなぁって思いますね。

ab:雑誌やCM出演などもこなしていますが、自分の心境や、自分を取り巻く環境は変わった?
ねむ:強くなりましたね。今までは辛いことがあるとすぐに“えーん”ってなってたんですけど、最近は嬉しいことでしか泣かなくなってきましたね。涙の矛先が変わりました。あと、絵が描けなくなりました。私の作品の原動力って、悲しみとか怒りとか、独りぼっちの寂しさとか、そういうマイナスな部分を絵にぶつけてたんですけど、今はファンの方からの愛情をたくさんもらっていて、独りじゃないし、悲しくないし、満たされちゃってて描けないなぁ…みたいな(笑)。幸せすぎて、アイドルしか出来なくなってるなって思います(笑)。でもいずれはまた絵も描けるようになりたいですね。

⇒夢眠ねむの今後の展望とは?

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