通年公開される櫛田神社の飾り山笠に加え、福博の街の各所に大きな飾り山がお目見えする。高さ15メートルを超えるものも。
その年の当番を務める町による身を清めるみそぎ。各流ごとに東区の箱崎浜に集合し、夕日に向かって柏手を打って15日間の安全を祈願した後、持参した「ます」や「てぼ」にお汐井(浄め砂)を入れて持ち帰る。
全七流の舁き手をはじめ幼児から老人までが、それぞれ流ごとにまとまり、「おっしょい、おっしょい」の元気な掛け声とともに箱崎浜を目指す。
●開催時間:午後5:30~
各流ごとに自らの流区域内を舁き回ってのウオーミングアップ。この日からいよいよ山が動き出し、山笠は静から動へと移る。
「祝儀山」とも言われ、早朝5時から6時にかけて舁き出される。功績のあった古老たちや将来の舁き手となる子どもたちに、台上がりが許される。
他の流区域まで出向いての流舁きで、いわば相互表敬訪問といったところ。
15日の追い山に向けた予行練習として約4キロのコースを走り、本番さながらのタイムレースが繰り広げられる。
●開催時間:午後3:59~
舁き山が那珂川を渡って福岡部へ舁き入る唯一の日。呉服町交差点から中央区天神の市役所前まで1.2キロの道のりを走る。この日の台上がりは、市長はじめ福博の知名士が務める。
●開催時間:午後3:30~
10日の流舁きと同じく、流区域内を舁き回る。翌日の追い山に向けての最終調整。
午前4時59分、大太鼓の合図とともに一番山が櫛田神社の「清道」を目指して突っ込む。そして1分間の「博多祝い唄」を歌った後、境内を飛び出していく。
以降二番山から七番山まで一定の間隔を置いてその後を追う。
●開催時間:午前4:59~
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