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まんがイベント「韓国まんが文化と交流」 ~「宮」(らぶきょん)のパク・ソヒ先生来福!開催レポート!!~ (5/8)

【アジア・ユース・カルチャー・センター(AYCC) 共催イベント】

~大ヒット韓国まんが「宮(らぶきょん)」を描かれたパク・ソヒ先生来福~
まんがイベント開催レポート (北九州会場編)
2008年11月2日(日曜日)14:00から、北九州芸術劇場小劇場(北九州市小倉北区室町1-1-1-11)にて、北九州まんがフォーラム「まんがに国境はない」(主催:北九州市、アジア・ユース・カルチャー・センター)を開催しました。

第1部では、大野光司さんの進行で、2007年福岡、2008年釜山にて開催された「日韓まんがフェスティバル」参加報告をしいたけさん、道ゆかさんのお二人が行いました。また、(株)ソウル文化社からユ・ジェオク局長をお迎えして、「韓国まんが文化事情」について、お話いただきました。

第2部では、韓国から漫画家パク・ソヒ先生、進行役に福岡女学院大学の佐島顕子准教授のお二人をお迎えして、トークショーを実施しました。

第1部 「日韓まんがフェスティバル」参加報告

(司会)
大変お待たせいたしました。『北九州まんがフォーラム「まんがに国境はない」韓国まんがの魅力について語る』を開催いたます。進行は、日本漫画学会九州漫画交流部会の会員で、昨年北九州で開催した「日韓まんがフェスティバル」をプロデュースした大野さんにお願いいたします。では大野さんよろしくお願いします。

(大野氏、以下O)
皆様、本日は小倉、芸術劇場までお越しくださいましてありがとうございました。1部では韓国のまんが文化に深く入っていくとともに、若者文化交流にふれていきます。私、大野と申します。よろしくお願いします。
今、まんがは、漢字の「漫画」ではなくて、ローマ字の“MANGA”となっています。また、“TANKOUBON”というのも世界共通となろうとしています。日本のまんがが急速に世界に広まっております。その中で、アジアと日本のまんがというのは関係が深く、また、韓国との関係の中では、9月に京都におきまして第9回アジア漫画サミットが開催されました。これは、水島新司さん・里中満智子さんが発起人となりまして第9回となります。それと、田代しんたろうさんがワールドカップで日本と韓国が共催となったときに、一時期、どちらでやるのということがあって、ぎくしゃくしたときに、漫画家が立ち上がって、日本と韓国の作家がまんがの年賀状の交流を始めていまして、今も続いています。そういうわけで、草の根的に作家とか、今から発表します若い人とかの交流が広がっております。それと、日本のまんがが今、ちょっと苦戦しているんです。売り上げが毎年連続でダウンしている。世界的には広がっているのですが、国内では苦戦している。そのため、出版社も世界に広げたいということで、いろいろな試みをやっています。韓国の事情はどうなのか、説明したいとおもいます。

さて、今回、お話しする「日韓まんがフェスティバル」は海に面した日本と韓国の8県(山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州特別自治道)が互いに仲良くしようということで企画したのがきっかけで、仲良くなるのも若者がターゲットで、昨年は、日本と韓国の8県、北九州市、アジアユースカルチャーセンターが共催となり、まんがで若者文化交流をするために初めて実行されました。

これがデジタルまんが大賞のチラシです。


松本零士さんを審査委員長にデジタルまんがの作品コンテストを行いました。

2007年の第1回日韓まんがフェスティバル北九州大会のチラシです。


ちばてつやさんや、里中満智子さんに出演いただいたり、漫読家と言いまして東方力丸さんがやってきたり、デジタルまんが大賞の授賞式、佐々木いさおさんのコンサートなどがありました。うえやまとちさんには、まんが制作のキャンプをやってもらっています。これは、日韓の高校生96名が集まって、合宿形式で共同作業をやるというものです。
そして、今年の夏2008年8月1日~3日まで釜山のBEXICOで第2回日韓まんがフェスティバル釜山大会が日韓8県の主催で開催されました。

テープカットの写真ですが、日本からもうえやまとちさんや谷口富さんが参加され、後ろにコスプレーヤーが写っていますが、韓国ならではのセレモニーでした。私も日本からフィギュアやお面などを持って行き、ブース参加いたしました。韓国には、こういったキャラクターのお面文化がないようで、非常に受けておりました。また、韓国の漫画界の第一人者であるシン・ドンホン先生も参加されておりました。

それでは、お一人ずつ紹介させていただきます。向かって左からユ・ジェオクさんです。1959年生まれ。韓国延世大学卒業。千代田工科芸術専門学校音響芸術科卒業。早稲田大学理工学研究科修了。韓国最初の音楽出版社であるキリン音楽権利出版社を共同設立。エンターテインメント企業のニックスメディア代表を経て、1997年以来ソウル文化社でコミック、アニメーション、一般出版物、オンラインビジネスなどの国内外著作権ビジネス業務を担当し、現在局長として勤められています。それではユさん自己紹介お願いします。
(ユ局長、以下Y)
今ご紹介いただきましたソウル文化社のユと申します。今日は、みなさんとお会いできて、本当にうれしくおもっております。今回、私のほうから、韓国のまんがについて、ふれますが、韓国のまんが状況をご理解いただければとおもいます。よろしくお願いします。
(O)
どうもありがとうございます。つぎに道さんです。あず漫画研究会というのをご存知でしょうか。2年前に40周年を向かえ、1966年設立の古い漫画研究会でして、陸奥A 子さん、文月今日子さん、童画家の田中時彦氏など多くのプロを輩出している歴史のある研究会です。それとコミケをやっていた米澤嘉博さん、最近お亡くなりになられました。晴海に60万人の人を集めるというコミケをはじめた米沢さんもあず漫画研究会に所属していました。道さんですが、小倉生まれの小倉育ち、2年間美術講師をつとめ、現在イラストレーターとして活動。東京、大阪、福岡のコミックイベントで絵を販売したり、フランスのパリ・ジュンク堂にグッズを委託販売したりしています。それでは道さん、自己紹介お願いします。

(道さん、以下T)
道ゆかと申します。小さい頃から絵を描くことが大好きで、今も少女をモデルとしたイラストをたくさん描いています。それと、似顔絵を描くきっかけとなったのが、あず漫画研究会で参加している、下関の馬関祭りの中の似顔絵描きに参加したことでした。

~作品紹介~

(O)
つづいて「しいたけさん」です。同じくあず漫画研究会所属で、じつは、お母さんも所属されていて、2世として活躍されています。幻想的な美少女イラストレーターとして活躍しています。先日までアクロス福岡3FのAYCC show windowで個展を行われていました。小倉生まれで、中学校のときより苅田町在住。高校生の頃に漫画甲子園に2年連続で出場。現在は地元で絵を描きながら東京、大阪、福岡で行われているコミックイベントで自費出版したイラスト集やグッズ類を販売しています。年に1,2度地元の図書館などで個展も行っているそうです。では、しいたけさんお願いします。

(しいたけさん、以下S)
はい、しいたけです。私の作品は女の子を何かと組み合わせて描くことが多いです。来年3月24日(火曜日)から苅田町の図書館で個展を開きますので、よろしければ、お越しください。

~作品紹介~

(O)
日本では、まんがを出版社と契約して、連載してというのもありますが、まんがをアート的に描いて、コミケなどが発表の場になっているという文化もあります。ということで、日本は、出版社との契約とは違った形のプロが育っています。それでは本題に入ります。先ほどふれました「日韓まんがフェスティバル」ですが、あず漫画研究会の道さん、しいたけさんのお二人が参加しております。その感想など聞かせてください。

(S)
まず、昨年おこなわれた「日韓まんがフェスティバル」ですが、これは、西日本総合展示場で8月におこなわれました。韓国と日本の両方のまんが文化にふれることができた貴重な機会でした。今年は、3メートル×6メートルの広いスペースをお借りできたのですが、昨年は、20人ぐらいのメンバーの作品を3メートル×3メートルの狭いスペースに、上から下まで絵を飾りました。

(O)
設計したのは私でしたね(笑)。

(S)
これは、今年の写真ですが、AYCCのブースのきりもりをいたしました。実際のブースですが、作品を展示したり、似顔絵のコーナーを道さんが、そして、グッズの販売です。
(T)
似顔絵に関してですが、日本から数十枚色紙を持っていったのですが、おもっていた以上に似顔絵が韓国で人気がありまして、初日から、色紙が無くなり、韓国で画材屋をまわったのですが、置いてなくて、普通には、売っていないんですね。結局は、芸術系の大学で持っていた在庫をすべて買わせていただくことになったというエピソードがあります。お客さんのほうも色紙が珍しかったようで、色紙の周りの金縁が綺麗、豪華と喜ばれました。色紙の良いところは、吸水性に優れているところです。短時間で、奥深い絵が描けます。ヨーロッパなど、普通の薄い紙にコンテなど描くことが多いのですが、それはそれで良い所があり、リアルに描けるのですが、時間がかかってしまう、色紙というのは、もともと水墨画のルーツで出来たもので、吸水性に優れ、濃いところ、薄いところ、濃淡の幅の広い絵を短時間で描けるという特性があります。ステージイベントでセーラームーンのコスプレをされた方がお客さんに来られたのですが、すごいギャラリーでした。グッズも販売しました。

(O)
すごく売れたんですよね。

(S、T)
ええ、まあ(笑)

(S)
私は、ノートパソコンを使って、壁に映像を投射して、作っている様子を見せながら、カードにサインしたものをプレゼントしていました。

(T)
舞台上では、コスプレショーがあったのですが、素人ではなくて、半分謝礼をもらうプロとして、活動されているような感じでした。

(O)
つまり、コスプレショーといっても寸劇のようなもので、日本でいうとキャラクターショーをコスプレでやったようなもの、という感じです。すごい人でした。

(T)
コスプレというとまんがとかアニメとかのキャラクターのイメージがありますが、「不思議の国のアリス」をイメージしたコスプレがあったのですが、普通の童話のキャラクターをコスプレする人もいました。日本では、アニメ、まんがのキャラクターのコスプレが多いのですが、韓国では、パソコンが普及しているので、オンラインゲームのキャラクターをコスプレしている人も見受けられました。

(S)
韓国のコスプレーヤーのみなさんと仲良くなりました。韓国の方は日本語がうまくて、話かけてくれる人の5人中4人が挨拶程度の日本語の会話ができて、そのうちの1人は、普通の会話ができるくらい話ができました。

(T)
なぜ、日本語が話せるのかというと、やはり、アニメ、まんがなのです。日本のアニメを韓国語の字幕で見ているようです。受けたのが、覚えている言葉が、(セリフ)言葉で、「バカヤロー」とかで、また、ガンダムのコスプレをした人は、唯一覚えている日本語が「アムロ行きまーす」でした。

(S)
それと、キム・ジソンさんというコスプレーヤーの方と仲良くなり、この方は、日本語がよく話せる方だったのですけれども、日本に絶対に行きますと言われていて、そのときは、社交辞令というのが、日本では普通なので、そういうものかなとおもっていたら、韓国では言ったことは必ず実行しなければならないみたいな重みがあって、「日韓まんがフェスティバル」は8月1日から3日だったのですが、翌月の9月14日に福岡ドームでコミケイベントに来られました。それも、いきなり前日に電話で、明日から行きたいんですがと言われて、びっくりしたのですが、しかも、交通も宿も何も決まっていない中、びっくりでしたが、本当に来てくれました。それで、私たちは、コミケイベントに出展して、彼は、コスプレーヤーとして参加しました。

(T)
彼は、自分の私服よりも、コスプレの衣装のほうが大きく、しかも2メートルぐらいの装飾品を持ってきていて、すごい荷物だったのですけど、かわいそうなエピソードがありまして、韓国では規制がないのか、日本では、安全性を考えて1メートルを越すものは駄目などの規制があって、福岡ドームでおこなわれたコミケですが、規模は10,000人程度でしょうか、グラウンド内にぎっしりと人がたくさんいまして、19,000ぐらいのお店が出展されていました。

(O)
ゆっくり聞きたいのですが、時間の関係でこの辺りになるのですが、まさに若者文化の交流がなされていたという発表でした。韓国の場合、ミックス文化というか、何でも楽しもうという国民性だとおもうのですが、コスプレ・アニメ・フィギィアを混ぜたような印象でした。

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