チャンプルさんは、トレーディンカードやデータカードダス販売・買取するプロショップ。カード関係は、“遊戯王”や“ヴァンガード”などのパック型から“ドラゴンボール”や“仮面ライダー”などの自販機タイプ、さらには“ポケモン”や“妖怪ウォッチ”のメダルなど幅広いジャンルと種類豊富な商品を扱っています。さらにネットショップも展開していて、世界中から問い合せが来ているそうです。だから、とにかく取扱量がハンパない。レポーターの見立てでは、店内にある点数だけでもゆうに一万点を超える勢いでした。店長さん曰く、商品数は多すぎて把握しきれていないとのこと。このお店の他に、在庫管理用の倉庫もあるそうですから、恐らく福岡で一番の品揃えのお店ではないでしょうかね。

　インターネットの普及で変わったことは、国内外色々なところのお客さんが来て、ネット経由で購入されることだそうです。例えば、関東方面から出張で来福中にサラリーマンの方が寄ってくれたり、韓国や中国の方が観光のついでにお土産として買って帰ったりなど。特に海外のお客さんについては、日本のカードゲームの作り(作画)クオリティーの高さに惚れこんで買われる方も多いそうです。余談ですが、トレーディングカード売買は日ごとに価格が変動する、相場の様な世界だそうです。1枚で10,000円を超えるアイテムもあり、最近ではオークションアイテムの一面も強くなっているそうです。大金をかけて映画を作ってみたり、等身大のロボットを作ってみたりするクールジャパンも良いですけれども、確実に、そしてより深くユーザーの深層まで入り込む日本のコンテンツビジネスの根っこを見せてもらえる、そんなお店でした。