- ホーム
- ポップカルチャー見聞録~世界が愛する日本を追いかけて~
- 第33回 カナダ・トロント「日本夏祭」~LinQの文化外交ラ...
第33回 カナダ・トロント「日本夏祭」~LinQの文化外交ライブにカナダ人3000名が集まった!(3/3)
前へ | 次へ

午前中のリハーサル時からすでに多数の人が集まってくれていたが、正午過ぎに行われたライブの本番はダンダス広場が人で埋め尽くされた。その数は3000人といったところだろう。
ほとんどの人がLinQの存在を初めて知るなかでのライブ。しかも通常5名以上でのフォーメーションとなる曲を3名で行なうという制限のなかで、最新曲の「ハレハレ✩パレード」を含む5曲を披露した3人に、トロントのカナダ人たちは大声援で応えてくれた。
MCとしてステージで3人と話す私も嬉しかったが、彼女たち自身の感動ははるかに大きかったろう。

▲姫崎愛未

▲吉川千愛

▲新木さくら
終演後、3人に話を聞いた。
姫崎「こういった場所でのライブは自分にとっても初めての挑戦でした。どんなふうになるんだろうと不安もありましたが、あれだけたくさんのみなさんに迎えてもらったことが嬉しかったです」
吉川「自分のなかでの経験値が上がりました。言葉の壁をもっと乗り越えられれば、さらに私たちがカナダのみなさんにとって親しみやすいグループになれたかと思いますので、ボキャブラリを増やすことは自分のなかの課題です。カナダのことをもっと知りたくなりましたし、自分たちのことももっと海外に発信したくなりました」
新木「笑顔が改めて大切だと感じました。私も目が合ったときにニコッとされたらうれしいですし、私自身も心からの笑顔でのぞもうと思いました。ライブでの作り笑顔って嫌なんです。そのためにも私自身、もっとライブを楽しめるように努力していきたいです」
ほとんどの人がLinQの存在を初めて知るなかでのライブ。しかも通常5名以上でのフォーメーションとなる曲を3名で行なうという制限のなかで、最新曲の「ハレハレ✩パレード」を含む5曲を披露した3人に、トロントのカナダ人たちは大声援で応えてくれた。
MCとしてステージで3人と話す私も嬉しかったが、彼女たち自身の感動ははるかに大きかったろう。



終演後、3人に話を聞いた。
姫崎「こういった場所でのライブは自分にとっても初めての挑戦でした。どんなふうになるんだろうと不安もありましたが、あれだけたくさんのみなさんに迎えてもらったことが嬉しかったです」
吉川「自分のなかでの経験値が上がりました。言葉の壁をもっと乗り越えられれば、さらに私たちがカナダのみなさんにとって親しみやすいグループになれたかと思いますので、ボキャブラリを増やすことは自分のなかの課題です。カナダのことをもっと知りたくなりましたし、自分たちのことももっと海外に発信したくなりました」
新木「笑顔が改めて大切だと感じました。私も目が合ったときにニコッとされたらうれしいですし、私自身も心からの笑顔でのぞもうと思いました。ライブでの作り笑顔って嫌なんです。そのためにも私自身、もっとライブを楽しめるように努力していきたいです」
コスプレイヤーと姫崎愛未


吉川千愛:カナダ文化外交の打ち上げオフショット

トロントでは、在トロント日本総領事公邸で開かれた、ラグビー日本代表チームの壮行会にも招待いただき、参加した。
福岡はラグビーの強豪校も多く、代表にも福岡出身のメンバーが5名いた。ジャンルは違えど、日本を背負ってトロントに来た両者。こんな出会いもまた、海外らしいなと思うのだった。
在トロント日本総領事公邸にて




トロント市内






LinQメンバーのなかでは、みなが会話で盛り上がっているときも聞き役なことが多い吉川が、ライブの晩、「LinQと海外をもっとつなぐ存在に自分がなれたらいいし、今回の機会をきっかけに英語を勉強したいと思いました」と語ってくれたのが印象的だった。
1カ月のかなりの日数をLinQのメンバーと過ごした7月。海外でのさまざまな出来事が彼女たちの成長に役に立ってくれていたら、ロシアやカナダのイベントの企画者のひとりとしてうれしいかぎりだ。
連載は隔週水曜日更新!
※次回は、9月16日です。どうぞお楽しみに!
※次回は、9月16日です。どうぞお楽しみに!
執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール
コンテンツメディアプロデューサー、作家、デジタルハリウッド大学・大学院特任教授、国際オタクイベント協会(IOEA)事務局長。世界27カ国のべ150都市以上で文化外交活動を実施中。外務省の各種有識者会議委員等も歴任。2009年度外務省が委嘱した「カワイイ大使」のプロデューサーもつとめる。アニメやファッション、音楽等Japan Pop Cultureを用いた文化外交のパイオニア的存在。世界各国の日本イベントにゲストとして招かれることも多い。『日本が好きすぎる中国人女子』『世界カワイイ革命』『アニメ文化外交』ほか著書多数。新聞、Webマガジン等での各種連載、ラジオパーソナリティ、テレビコメンテーターも。ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/関連記事はコチラ
JAPAN! JAPAN! JAPAN!←バックナンバー一覧はこちらから
J Pop Culture 見聞録←バックナンバー一覧はこちらから
■このコメント欄は読者の意見や感想を投稿する場です。当サイトが不適切な投稿と判断した場合は削除することがありますのでマナーを守ってご利用ください。
前へ | 次へ
新型コロナウイルス感染症対策が各地で実施されています。イベント・店舗の運営状況は公式サイト等でご確認ください。
















