「鼓動」2010年1月20日
Clap your hands now!
 笑える話題で盛り上がると、若い人は、手を打って喜ぶ。うんと昔の日本人も、よく手を打って笑ったと聞く。でも、素直に感情を体全体で表現する傾向は、僕の時代にはなかったなあ。フォークソングの歌手は、椅子に座りギターをつまびく。静かに語りかけ、お涙頂戴の苦労話。拍手は曲の終りと終演時だけ。ロックバンドの公演ではリズムセッションよろしく手拍子は満開だった。
でも、コンパの「オモロー」話題で手を打つのは見なかったなあ。テレビで芸人さんが大笑いで手をポンポン打つのを見かける。宴で横に座った君。僕の話が面白かった?ありがとう、手を打って笑ってもらって。
でもねえ、それからの君のウンチク、長くねぇ?それじぇ皆の関心が君に向くんだよ。笑わせたのは僕。これって、おかしくねぇ?君らは、爆笑し、短く、手を打ち、みんな持ってく。君らの感覚と時代が、うらやましい。
ああっ!横のオヤジも手を打った!参ったねえ。ノンスタイルのファンか?(O)
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