「鼓動」2010年2月16日
Love me tender, Love me sweet
エルビスをやってと頼まれた。昔の部下の結婚披露宴の余興で、新郎に感謝するビデオを流す、ついてはエルビスを熱唱している私の絵が欲しい、という趣旨の案内。約束のカラオケ店に入ると、早速白いスーツ上下(百均ものと思われる)を着せられ、白い紙テープで上着の袖いっぱいに長い短冊が。
揉みあげは、白い粘着テープに黒マジックで着色し、やおら頬っぺたに張り付けられ、一丁上がり。カメラが回り、「Love me tender」が流れ始める。有能な部下のためと、羞恥心を捨て「Elvis on Stage」のシーンを思い描き、2テイク撮った。
アドリブも、客へのサービスもたっぷり取り込み、我ながら納得の演技だった。
ただ、完成ビデオでは私の声は消され、テロップだけ。
まあいいか、にっこり笑って赦す、これが大人ってもんだ。でも結果、頑張りすぎて腰を痛め、整体院での治療費五千円。
優しく腰を揉んでくれた整体院の先生に感謝し、心で歌う、
Rub me tender, Rub me sweet. (O)
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