「鼓動」2010年6月6日
ヤフーとタオバオが相互販売開始
今月1日から、日本最大のポータルサイト“ヤフー・ジャパン”と中国最大の通販サイト“タオバオ”との間で、商品相互販売サービスが開始された。これによって、日本側では、中国の商品を直接、個人購入できるようになり、送料や関税などのことを考えても日本で購入するより、商品によっては、6割引程度の安価にて購入できる可能性があるとヤフーの代表者はアピールしている。実際にサイトを見てみた。15のカテゴリーに約5,000万点の商品が並び、中には、中国茶など現地色の強いものもある。商品説明では、課題とされている機械翻訳に関しては、実用レベルとは言いがたいが、今日の技術発展を考えれば、今後、精度をあげてくるであろうとおもわれる。
むしろ、関税や送料の課題は多いものの、世界中の商品がネットを通して、実際に、個人の手に入る時代へと、確実に向かっていることに、大きな関心を寄せている。そして、これまで、国内のサイトのみで競合していたものが、世界レベルでの競合となるとき、何が起きるのか。
「商売の基本」だけは変わらない、と信じたい。(K)
新型コロナウイルス感染症対策が各地で実施されています。イベント・店舗の運営状況は公式サイト等でご確認ください。
















