「鼓動」2010年6月25日
ヤフートピックス 作り方と狙え1
1日に約15億ページビューものアクセスを誇る「ヤフー・ジャパン(Yahoo! Japan)」。この巨大サイト「ヤフー・ジャパン」のトップページで、8本の「ヤフートピックス」が常時、配信されている。そして、この春、その裏側を記した「ヤフートピックスの作り方」という本が発売された。「ヤフートピックス」とは、「ヤフーニュース」の中で、ヤフーの編集部が選んだ、言うならばベスト・オブ・ニュースと言ったところである。1日に約60本程度。13文字程度の見出しを付けたコンテンツが、ニュースとなって配信される。
そもそも、ヤフー・ニュースの源は、提携された配信元から送られるニュースである。ニュースを担当する部門のスタッフが、直接、取材に出かけることもなければ、地方や外国に自前の特派員がいるわけでもない。
提携先の数は100以上。つまり、大手新聞社1社が配信するニュースだけでもかなりの本数があるのに、さらに、それを凌ぐ巨大なニュース記事の集合体として、配信しているのである。まさに、ネットだからこそ可能な同業異者によるアライアンスである。
ゆえに、ヤフートピックスというのは、じつは、ベスト・オブ・ニュース in Yahoo!ではなく、ベスト・オブ・ニュース in Japan selected by Yahoo! なのである。(K)
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