テレビを見る時はザッピングしてばかり。コマーシャルになると絶好のチャンスとばかり、せわしなくリモコンを操作してしまう私に「たまにはCMを見るのもいいかも」と思わせてくれた映像をご紹介します。

様々なメディアで取り上げられているので既にご存じの方も多いと思いますが、レディー・ガガやジャスティンビーバーなど、大物アーティストがネットを通じてファンと交流し人気を獲得していく様子を紹介、話題を呼んできたグーグルクロームのCM。その新CMのテーマとなったのが日本発のバーチャル・シンガー「初音ミク」だったんです。

このCMで表現されているとおり、歌とメロディを入力して歌声を合成できるソフト「VOCALOID」による創作活動は、YouTube等インターネットを通して、音楽だけでなくイラスト・コスプレ・ダンスなど、様々なジャンルのクリエーターたちに支持され、国境を超えて広がってきました。

アジアンビートでは、今年10月にVOCALOIDをテーマにイベント「ASIA VOCALOID FESTA」を開催しました。「何でテーマをVOCALOIDにしたの？」と質問をいただいたときに、私がうまくお伝えすることができなかった「世界中で愛され広がっているコミュニケーションツールだから」という答えが、この約１分のコマーシャルに凝縮されているように感じました。

アジア各地のボーカロイド熱は、10月のイベントのレポートや参加者のディスカッションなどで実感いただけますので、ASIA VOCALOID FESTAイベントレポートもぜひご一読くださいね。（編集部　しまっちょ）

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