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今年も盛り上がったアニメロサマーライブ2012 2日目ライブレポ!(1/12)
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27,000人の「世界が終るまでは…」

(C)Animelo Summer Live 2012/MAGES.
⇒フォトレポートはコチラから
前半休憩前の最後。
織田哲郎がサプライズで上杉昇をステージに呼び込んだ時、会場がおそらくこの日一番静かになった。
明らかに戸惑った空気が流れる。「これが世代の差なのか」と私は苦笑いした。
そしてスラムダンクのEDテーマ「世界が終るまでは…」のイントロが始まると、ステージ上にいる人が誰なのか皆気づいた。
一斉に歓声が上がり、サイリウムを振る。会場が一つになる。
さいたまスーパーアリーナに上杉昇の変わらぬ澄んだ声が響き、この日一番大きな27,000人の大合唱が始まった。
幸せすぎておなかが痛くなる。「画面の向こうの世界」が目の前にある感動。
真夏のアニソンイベント“アニメロサマーライブ2012 -INFINITY∞-”。
さいたまスーパーアリーナにて開催された2日目の公演に行ってきた。
今、現在、アニメ・アニソン業界で先頭を走るアーティストたちが共演する1大イベント。
2日目のこの日は「うたのプリンスさまっ」から飛び出したST☆RISHが、「マジLOVE1000%」でアニメのEDをそのまま再現する演出から幕を開けた。
画面の向こうの世界が目の前にある。
茅原実里、GRANRODEO、堀江由衣、鈴村健一、喜多村英梨などの声優陣たちのパフォーマンスで会場が壊れるんじゃないかと思うほど大きく揺れ。
黒崎真音、石川智晶、Rayらアニソンボーカリスト達に圧倒され。
アニメから生まれたユニットたちのパフォーマンスでは、這いよれ! ニャル子さんの後ろから這いより隊Gで「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」と叫ぶ。
そして今や世界の初音ミクも飛び出して「ワールド・イズ・マイン」とchromeのCMで話題になった「Tell your world」を披露。
休むまもなく、次から次へと画面の向こうの世界のパフォーマンスが繰り広げられる。
そのたびにサイリウムが揺れる。さいたまスーパーアリーナも揺れる。
「熱」と「圧」で異常な空間が出来上がる。
幸せが続きすぎておなかが痛くなった。
さいたまスーパーアリーナにて開催された2日目の公演に行ってきた。
今、現在、アニメ・アニソン業界で先頭を走るアーティストたちが共演する1大イベント。
2日目のこの日は「うたのプリンスさまっ」から飛び出したST☆RISHが、「マジLOVE1000%」でアニメのEDをそのまま再現する演出から幕を開けた。
画面の向こうの世界が目の前にある。
茅原実里、GRANRODEO、堀江由衣、鈴村健一、喜多村英梨などの声優陣たちのパフォーマンスで会場が壊れるんじゃないかと思うほど大きく揺れ。
黒崎真音、石川智晶、Rayらアニソンボーカリスト達に圧倒され。
アニメから生まれたユニットたちのパフォーマンスでは、這いよれ! ニャル子さんの後ろから這いより隊Gで「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」と叫ぶ。
そして今や世界の初音ミクも飛び出して「ワールド・イズ・マイン」とchromeのCMで話題になった「Tell your world」を披露。
休むまもなく、次から次へと画面の向こうの世界のパフォーマンスが繰り広げられる。
そのたびにサイリウムが揺れる。さいたまスーパーアリーナも揺れる。
「熱」と「圧」で異常な空間が出来上がる。
幸せが続きすぎておなかが痛くなった。
コラボ企画で今年も伝説が生まれた
アニサマといえばコラボコーナー。
この日はまずミルキィホームズと七森中☆ごらく部が「ゆりゆらららゆるゆり大事件」と「雨上がりのミライ」を披露。
『ぼくらの』OPの名曲アンインストールを石川智晶と茅原実里がデュエットし、織田哲郎・黒崎真音・小松未可子・Rayの4人で『ドラゴンボールGT』OP「DAN DAN 心魅かれてく」を歌う。
そして極めつけが、冒頭の上杉昇と織田哲郎の「世界が終わるまでは」だった。
今の30代は誰しも、上杉昇の歌詞が、織田哲郎の曲が、どこかしら中学・高校時代を形作っている。
時は過ぎWANDSは解散。上杉昇は陽の当たる大きなステージから姿を消し、al.ni.co、猫騙と己が追求する音楽を静かに作り続けた。(上杉はWANDS時代を「アイドル時代」と言ったことがあるそうだ。)
もう大きな舞台にたってWANDS時代の歌をうたうこともないのだろうと思っていた。
その上杉昇が帰ってきた。それも「アニサマ」に。
散々盛り上がった空気を二人が全部持って行ってしまった。
アニサマの懐の深さと、客の気持ちをつかむ演出に心から感服した。
最高のサプライズだった。
この日はまずミルキィホームズと七森中☆ごらく部が「ゆりゆらららゆるゆり大事件」と「雨上がりのミライ」を披露。
『ぼくらの』OPの名曲アンインストールを石川智晶と茅原実里がデュエットし、織田哲郎・黒崎真音・小松未可子・Rayの4人で『ドラゴンボールGT』OP「DAN DAN 心魅かれてく」を歌う。
そして極めつけが、冒頭の上杉昇と織田哲郎の「世界が終わるまでは」だった。
今の30代は誰しも、上杉昇の歌詞が、織田哲郎の曲が、どこかしら中学・高校時代を形作っている。
時は過ぎWANDSは解散。上杉昇は陽の当たる大きなステージから姿を消し、al.ni.co、猫騙と己が追求する音楽を静かに作り続けた。(上杉はWANDS時代を「アイドル時代」と言ったことがあるそうだ。)
もう大きな舞台にたってWANDS時代の歌をうたうこともないのだろうと思っていた。
その上杉昇が帰ってきた。それも「アニサマ」に。
散々盛り上がった空気を二人が全部持って行ってしまった。
アニサマの懐の深さと、客の気持ちをつかむ演出に心から感服した。
最高のサプライズだった。
伝説を生み出した「観客のプロフェッショナル」
いつもアニソンイベントに行って思うことは、ステージに立つ歌手や声優の「ステージ慣れ」がすごいことだ。
歌手・声優たちは小さなイベントスペースからさいたまスーパーアリーナ級の大きなステージまであらゆる現場を積み重ねてきた人達故に、盛り上げ方をよく心得ている。
だがそれだけではあの空気は作れない。
観客もまた、あらゆる現場でパフォーマンスする歌手・声優を支え、一緒にステージを作ってきた経験を積み重ねている。
ステージもプロなら、客もプロ。
アーティストのテーマカラー毎に色が変わるサイリウムの波は、多分世界でも有数の幻想的な空間だ。
熱と圧であおり更にパフォーマンスを求める観客。それに応えるアーティスト。
今年のテーマであるINFINITY=無限大にふさわしいステージだった。
来年の夏はまたどんな伝説が生まれるのか、終わったばかりなのに待ちどうしくて仕方がない。
またあの興奮にまみれたい。
⇒フォトレポートはコチラから
(編集部 nakahara / 写真 Tetsuya Ishida)
歌手・声優たちは小さなイベントスペースからさいたまスーパーアリーナ級の大きなステージまであらゆる現場を積み重ねてきた人達故に、盛り上げ方をよく心得ている。
だがそれだけではあの空気は作れない。
観客もまた、あらゆる現場でパフォーマンスする歌手・声優を支え、一緒にステージを作ってきた経験を積み重ねている。
ステージもプロなら、客もプロ。
アーティストのテーマカラー毎に色が変わるサイリウムの波は、多分世界でも有数の幻想的な空間だ。
熱と圧であおり更にパフォーマンスを求める観客。それに応えるアーティスト。
今年のテーマであるINFINITY=無限大にふさわしいステージだった。
来年の夏はまたどんな伝説が生まれるのか、終わったばかりなのに待ちどうしくて仕方がない。
またあの興奮にまみれたい。
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(編集部 nakahara / 写真 Tetsuya Ishida)
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