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村上春樹の新刊についてちょっとだけまとめてみた^^

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“ハルキブーム”再び!

村上春樹が3年ぶりの新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を発売したということで、老いも若きも、最近の日本はすっかり“ハルキブーム”です。
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村上春樹とは、言わずと知れた日本を代表する小説家の一人で、並行する2つのパラレルワールドを描く作風が多く見られます。国内のみならず海外でも人気の高い作家で、彼の作品は40カ国語以上に翻訳されているのだとか。今作発売日の深夜、東京の書店ではカウントダウンイベントも開催されていたようで、深夜にもかかわらずこの人の数…。すごいですね。

村上春樹:3年ぶり長編新作発売 深夜のカウントダウンイベントに140人
(MANTANWEBより)

東京に限らず、福岡でも開店時間を早めたり、発売日午前0時に販売を開始したりする書店も!4月15日時点では既に発行部数80万部という話。3年前の1Q84では累計部数300万部超となり話題となりましたが、今回はそれを凌ぐ勢いです。CDのセールスもミリオン達成がなかなか果たせないなか、文学作品がこれほどの数字をたたき出すのは異例中の異例ではないでしょうか。しかも1Q84が話題となっていた頃、作品中に登場するクラシック曲(ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』という曲)が異例の反響でCDを緊急生産するなど、色んなところにブームが波及しました。今作でも、作品に出てくるクラシック曲(『リスト:「巡礼の年」全曲』)も新たに発売が決定したのだとか…。ハルキすごい!今朝、ネットをちらちら見ていたら、こんなニュースも見つけました。

祝・村上春樹新刊!都内の書店が行った「ハルキ対策」とは?(WEDGEより)

このニュースでは、新作発売に際しての盛り上がりや最近開催された村上春樹関連のイベントなどが紹介されています。なかでも村上春樹の長編小説に登場する哲学書など91冊をまとめてオークション販売するという昨年の記事などを見ると「マニアックすぎるだろ!」とちょっと笑ってしまいました。

こうしてみていくと、クラシックとか哲学書とか、やっぱり村上春樹って独特の世界観が出来上がりすぎていて、とっつきにくいのかな~という印象もありますが、その一方で「もっと変な人出てこないかな」っと期待しちゃいます(笑)。文学もサブカルも、その作品がきっかけとなって個々人がそれぞれの楽しみ方ができるような、イベントなり仕組みなりがもっといっぱい出てくればいいのにと思います。そうすれば日本文化全体がもっと活性化するのにと思ってみたり。

1Q84の“ハルキブーム”の時、全3巻のうちBook1からBook2は読んだのですが、Book3は未読なので、まずはそれを読んでから新作のほうにも挑戦してみようかな^^(編集部 シミズ)
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