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劇団☆新感線 いのうえひでのり氏が来福されました!!(1/2)

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日本エンタメ界最高峰といわれる劇団のトップが語った!



日本エンタメ界最高峰といわれる劇団の一つ“劇団☆新感線”率いる、いのうえひでのり氏がゲキ×シネ最新作『シレンとラギ』のプロモーションの為、福岡にいらっしゃいました!以前デイリートピックスでもご紹介しましたが、ゲキ×シネとは、“劇団☆新感線”のステージを映画館上映するシリーズのこと。ゲキ×シネは今年で10周年を迎え、これまで計10作品が劇場で上映されています。劇場さながらの映像クオリティと内容で、これまでなかなかお芝居に触れられなかった人にとっても、劇場の醍醐味を感じることのできる作品となっています。

さて今回、いのうえ氏ご本人がいらっしゃるということで、意気込んで色々聞いてきちゃいました!

自分が一番楽しめるものが一番入っているのが劇団☆新感線の舞台です

asianbeat(以下、ab)元々役者も経験されているのに、役者ではなく、演出のほうを今担当しているのはなぜですか?
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いのうえひでのり氏(以下、いのうえ):元々立ち上げの時にはつかこうへいさんの舞台のコピー劇団だったんです。4年間くらいはつかさんの作品ばかりやっていましたが、このままつかさんのコピー劇団でやっていくのか、オリジナルをやっていくのかという選択をしました。若干の葛藤はあったんですが、オリジナルをやっていこうと決めたんです。それで演出をやるようになったんですが、どんどん芝居のクオリティが上がっていくにつれて、役者をやっている場合ではなくなってきました。プロデューサーから僕が出ているシーンだけ弱いと言われていたこともあり、もう出るのはやめて、演出に専念するようになったんです。両方できるタイプではなかったんでしょうね。どちらかに専念しようと思い、演出を選択しました。

ab:劇団☆新感線の舞台演出では、ハードロックがかかったり歌舞伎の要素を取り入れたりなど、オリジナリティが光る作品がたくさんありますよね!以前、KISSやQUEENなどがお好きとインタビュー等でお見かけしました。このようなポップカルチャーからどのような点で影響を受けたのでしょうか?

いのうえ:劇団立ち上げ当初から、つかさんの作品のなかでメタルを流したりしていたんですよ。でもつかさんの作品とメタルが合わないっていうのは感じていたし、むしろ、メタルに合う芝居をやっていったほうがいいんじゃないかっていうのもオリジナルをやるきっかけのひとつではありました。お芝居なんだけど“ドカーン”っていう音で始めたりとか、コンサートっぽい照明を使ったりとかは特に意識してやっていましたね。“掴み”じゃないですけれど、お客さんをおどかすというか、“ここで乗せる”っていうのはすごく意識しています。それはコンサートの呼吸だと思います。新感線の作品の中でもロック色が強いRシリーズは生バンドが入るので、よりライブの流れみたいなものを意識しているところがあると思います。

ab:ライブなど元々お好きなのですか?

いのうえ:はい。元々好きですね。それをあえて演出に取り入れるというよりは、そういう感じが出ちゃうんですよね。ライブのように芝居をやりたいと思っていたし、時代劇やミュージカルをきちんとやりたいという思いも同時にありました。そういう思いが色々な形で出てきていると思います。

ab:演出をするうえで一番大事にされているのは?

いのうえ:自分が観ていて飽きないようにすることでしょうか。自分が自分のリズムでちゃんと面白いもの、自分のリズムを観ている中に感じるかどうかを一番重視していますね。自分が面白いかどうかがポリシーであり第一義にあって、他の人が面白いかどうかですね。自分の面白くないものを他の人が面白がるからやるというのはないです。そこまで職人ではないんですよ。意外と。

ab:ご自身にとって劇団☆新感線とは?
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いのうえ:色んなものをつくるうえでの基本だと思います。自分が一番楽しめるものが一番入っているのが劇団新感線の舞台です。劇団新感線はロックとかチャンバラとかいろいろな要素があるけども、それ以外の部分をおもしろいなと思うときがあるわけです。それを逆に新感線でやろうとしてもお客さんが混乱するので、新感線はある程度活劇というジャンルに限定しようとしています。だから活劇をやる劇団として自分の中で特定してやろうとしています。一番自分が好きだったり、楽しめたりする要素が多い基本的な舞台、それが新感線です。

ab:例えばそういう基本があった上で、新しく面白いなと思う要素があれば活劇に取り入れたりなどされるのでしょうか?

いのうえ:新感線をやる時は新感線を作るつもりでやりますから、活劇に入れられそうな要素があって、それが新感線っぽくなるのであれば、もしかしたら新感線でやる可能性もあるかもしれないです。新しい要素を取り入れた舞台が、お客さんの見た目で新感線っぽいですねと言われることはあると思いますが、無理矢理やろうということはないですね。
(C)2013ヴィレッヂ・劇団☆新感線
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