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[アリーの台北レポート] 台湾歌謡界のレトロブーム

台湾歌謡界では、最近の5年間ぐらいレトロブームが到来しているようだ。このブームの始まりはコンサートだった。80年代に活躍していた歌手達が再びコンサートの形でファンの前に現れた。その後、各大手レコード会社もアルバムの復刻版を再発行しはじめた。
この二年間、「縦貫線 Super Band」という期間限定バンドが現れた。彼らのユニットは人気を博し、同年代の歌手も影響され、相次いで同じようなユニットバンドを結成するようになった。

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メンバー達はそれぞれ違う時代に台湾歌謡界を牽引していた。各自のヒット曲は少なくとも3、40曲だった。写真の一番左は李宗盛、彼は作詞作曲とプロデューサー出身だが、個人アルバムもリリースしたことがあり、特殊なラップの唄い方で人気を得た。


左から二番目は張震嶽、一番年下だ。90年代に兵役を果たした後、再び歌謡界に戻った。自分で作詞作曲し、若者の本音を大胆に歌った。


三番目の周華健は80年代台湾歌謡界の第一人者。美しい歌声を人の心に刻み、自分で作詞作曲も手がける。かつてChage & Askaの「男と女」を、李宗盛の中国語作詞でカバーし、大ヒットさせた。


最後は70年代の台湾音楽界のボス、羅大佑(ルオ・ダーヨウ)だ。高学歴の彼は批判的な色合いの濃い歌を多く創作し、若者の思想に影響を与えた。私個人が好きな歌手の一人である。


「縱貫線Super Band」は2枚のアルバム「北上列車」と「南下專線」をリリースした。ツアーの初日と最終日はどちらも台湾だった。彼らは二年の歳月をかけて中国大陸で全国ツアーをやり遂げた後、ファン達の絶え間ない拍手の中で解散した。

海外情報員 アリー氏 プロフィール

台湾・台北市在住。現在、飛碟聯播網(UFO)でラジオDJとして活躍。外国旅行に積極的に出かけ、現地で出会った素敵な体験をもとに、写真とともにつづる、フォトエッセイ集の出版活動もおこなっている。

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