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[アリーの台北レポート] 父後七日 Seven Days In Heaven

下図は最近の台湾映画「父後七日(邦題:お父ちゃんの初七日)」の上映時間割の一例である。
公開当初はごく僅かな劇場での公開であったが、その後、止まらない勢いには驚嘆させられた。

台湾の伝統的なお葬式をテーマとした映画である。
台湾の葬儀の礼儀作法によく通じる人であれば、思わずにっこりするほど、映画全体は軽快なテンポで物語が進んでいるが、似たような経験のある観客にとっては、自分自身の思い出と重ね合わせ涙をこぼさざるを得ない。
映画の最初で法師が登場したシーンには、なんとユダヤ人が結婚式に使うハッピーソングが流れているのだ。
結婚式にお葬式、このコントラストは観る人達に鮮烈な印象を与えるだろう。

先日、「父後七日」は福岡国際映画祭にも出品した。予告編は以下いくつがある。
日本のみなさんにもぜひ観て頂けたらと思う。
海外情報員 アリー氏 プロフィール
台湾・台北市在住。現在、飛碟聯播網(UFO)でラジオDJとして活躍。外国旅行に積極的に出かけ、現地で出会った素敵な体験をもとに、写真とともにつづる、フォトエッセイ集の出版活動もおこなっている。
新型コロナウイルス感染症対策が各地で実施されています。イベント・店舗の運営状況は公式サイト等でご確認ください。













