日タイ修好130周年を記念して開かれたアジア最大級の日本文化の祭典「JAPAN EXPO THAILAND 2017(ジャパンエキスポタイランド2017)」が2月10日から3日間の日程で、バンコク中心部の巨大商業施設セントラルワールド前のイベント広場などで行われ、主催者見込みでのべ40万人近い観客が訪れた。


11日午後3時からはメインステージに、Pen-Pineapple-Apple-Pen(ペンパイナッポーアッポーペン、PPAP)で世界的な人気アーティストとなった千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎さんが登場。会場は大きな拍手の渦に包まれた。

▲ピコ太郎さんに熱狂する観客
　ステージに姿を見せたピコ太郎さん。あまりの人の波に、思わずびっくりした表情。「今日は本当にありがとう。僕の歌はとても短いですから、あっという間に終わってしまいます。初めから最高潮でお願いしますね」と話すと観客の歓声は早くもピークに。PPAPに続き、NEO SUNGLASSES(ネオ・サングラス)、I LIKE OJなどを熱唱していた。


　会場には多くのタイ人ファンも詰めかけた。ピコ太郎さんが「タイ人のお客さんいますか？」と声をかけると、「いまーす」という叫び声とともに地響きのような「PIKOTARO!」の声援が。最後は、ピコ太郎がムエタイのポーズを披露、大きな拍手を浴びていた。


　このほか、最終日の12日にかけて国民的アイドルAKB48のメンバーやタレントのダンプ松本さんらも登場。日本から飲食店など数多くの出店もあり、盛況な3日間となった。