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[Kobori のバンコクレポート] 「あいはら屋」一日だけの復活劇

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毎年正月にはおせち料理を用意。タイ人客にも好評だった。

タイ・バンコクにあった家庭料理店「あいはら屋」が7月15日、一日だけの「復活劇」を果たした。スクンビット・ソイ35にあるコミュニティサロン「サロンオデュタン」が会場を提供。「あいはら屋」で調理を担当していた藍原光恵さん (76) が思い出の手料理を振る舞った。

Kobori のバンコクレポート
▲一日だけの「あいはら屋」会場となった「サロンオデュタン」

この日のメニューは、山椒の実の山椒ご飯、いなり寿司、青菜の胡麻和え、けんちん汁、鶏肉のニンニク醤油風味など。食材の大半は地場のものを工夫して使用。山椒だけは光恵さん自らが、故郷の群馬県赤城山麓で摘んで来た。懐かしの"おふくろの味"を味わおうと、かつての客ら10数人が参加。久しぶりの故郷の味覚を堪能した。

Kobori のバンコクレポート
▲メインメニューの山椒の実の山椒ご飯と稲荷寿司

あいはら屋は2006年にスクンビット・ソイ23で開業。まだ、バンコクに本格的な日本料理店が少なかったころ。素朴な家庭料理で人気を集めた。毎年正月にはおせち料理を用意。タイ人客にも好評だった。

光恵さんと元蕎麦職人の夫宗四郎さんが主に調理を担当。長男の弘和さんがメニューの開発や食材の調達、接客などを担当した。家族経営の温かい店。常連客からはそんな風に親しまれた。筆者も13年暮れに取材を行い、記事を書いている。

14年2月、弘和さんが急性の心臓発作で急逝。その3ヶ月後、自宅で転倒した宗四郎さんが、脳内出血で相次いで亡くなった。一人残された光恵さん。二人の遺骨を北部チェンライ県の山中に分骨し、思い出を大切にしながら今もバンコクで暮らしている。店は惜しまれながら閉店となったが、4年半ぶりとなるこの日、一日だけの復活劇を果たした。

Kobori のバンコクレポート
▲あいはら屋と藍原弘和さん=2013年12月

海外情報員 Kobori 氏 プロフィール

kobori_p.jpg2011年11月、タイ・バンコクに意を決して単身渡った元新聞記者。東京新聞(中日新聞東京本社)、テレビ朝日で一貫して社会部に所属。警視庁記者クラブで2・4課担当を通算4年経験。銀行破綻などの各種金融事件、阪神大震災、オウム真理教事件などの取材にも当たった。事件記者出身だが、取材対象は政治経済、社会、文化までなんでも。日本の新聞、雑誌、タイのフリーペーパーなどに出稿する一方で、講演も多数。

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