「鼓動」2010年7月25日
長崎から「そうめんとジャガイモ」(下)
地元の人からは、素麺と並んで、全国生産量2位を誇るものがもう一つあるのだと教えられた。それは、ジャガイモである。もともと、ジャガイモは日本で初めて長崎に伝来し、今でも、島原半島を中心に質の高いジャガイモが生産されている。そのジャガイモも素麺同様、これまで北海道産に比して安値での取引が多く、自分たちを発信するブランドが必要だと熱っぽく、地元の関係者は語った。長崎県では、品質改良をおこない、平成17年に新種「アイユタカ」を発表。食感はしっとり滑らかだと評判だ。
いま、「アイユタカ」は、関東方面を中心に、高値で取引されている。
ブランドとは。
先日、ヂカギキ講師として来福いただいた安藤竜二さんは、ブランドとは、「消費者との約束の証」と言われた。
そして、「自分たちとは何か、伝えなければならない。」と。
素麺もジャガイモも、自分たちで発信を始めた。
アジアンビートでは、この夏、ビーチサンダルの販売を始めた。
たった2種類のビーチサンダルではあるが、製造、デザイン、イベント、店舗、コンテストなど、出来上がるまでに、多くの人に関わっていただいている。皆、いいものにしようと想いもたくさん詰まっている。
アジアンビートは、多くの人に関わってもらって出来上がっている。
アジアンビートブランドとは何か、約束する前に、伝えなければならない。(K)
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