いよいよライブが始まりました。ステージに見えた５人の影にいっせいにファンからの声援が飛んできて、会場は一気にヒートアップ。みんなが踊り出すと、やはり息のそろった歌とダンスに魅せられました。K-POPはこの安定感がいいんですよね・・。

激しいダンスをいとも軽やかに踊って歌って…ひとまずファンを魅了したあと、お待ちかね！メンバーたちのトークの時間です。普通のK-POPアイドルならMCや通訳を介してのトークが多いですが、SM☆SHは始めから終わりまで自分たちの言葉で、すべて日本語で語ってくれました。これがやっぱり一番のファンサービスだと思います。全員が一生懸命考えながら会話する姿には感動をおぼえました。『福岡弁覚えてきました！』といいつつ、ちょっとおかしな言葉に変わっていてファンの皆さんからつっこまれたり、、、とにかくこのSM☆SHのライブの醍醐味はこれだ！と言い切れるくらいメンバーも観客もみんな自由で楽しいトークタイムでした。
SM☆SHが日本語の歌をたくさん歌えてすごいな～よく歌詞を覚えてるな、と思っていたら、ファンは韓国語の歌を大合唱する…っていうのもホントにいい光景でした。こういう音楽の交流が、ちょっとカタい言葉ですが「相互理解」につながるんですよね。

このライブを見ていて、ファンとアイドルとの距離感の近さを感じました。ステージぎりぎりまで前に来てファンと近づこうとしていたメンバーたち、そしてファンとの対話までできてしまう親密さ。他の会場は分かりませんが、福岡ではそれができる雰囲気でした。これはファンにとってもアーティストにとっても貴重ですよね。
きっとSM☆SHはどんどん有名になっていくだろうけど、手が届かないところに行ってしまわず今のままでいてほしいという気持ちにもなります。
少女時代のGeeのダンスを披露したり、「どんだけ～」や「ラブ注入！」とモノマネをして３枚目を演じながらも人が変わったようにまたカッコいいパフォーマンスを見せてくれる…そんなギャップに私たちはいつしかハマってしまうんですよね。
日本デビューしてもうすぐ一年で、これからがもっと楽しみな彼ら。暖かく見守ってくれているファンのためにずっと輝き続けてほしいと思いました。
（編集部：ヤマシタ）

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