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攻殻機動隊S.A.C.シリーズって?

攻殻機動隊S.A.C.って何?作品はどのように生まれたのか、そして世の中にどのような影響を与えたのか解説します。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのはじまりと今
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(攻殻機動隊S.A.C.)は、1989年に発表された士郎正宗による漫画作品を原作にした神山健治監督のテレビシリーズ。2002年10月~2003年11月を第1シリーズとし、2004年1月~2005年1月に第2シリーズ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」、2006年9月にはシリーズ続編となる長編作品「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」が制作され、現在に至るまで数多くのファンを獲得した日本を代表するアニメーション作品の一つです。キャラクターの外見などの基本設定は、原作を基に作られていますが、一連のストーリーは完全オリジナル。物語の背景に現実的なテーマを含ませており、「薬害」「難民問題」「高齢化問題」などが扱われているのもS.A.C.シリーズの特徴です。今年3月26日には3作目である「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid Staten Society」が3D立体視で映画化されたことにより、攻殻機動隊S.A.C.の人気が再熱しています。
押井守監督と攻殻機動隊
攻殻機動隊と聞くと押井守監督を思い浮かべる人もいるかもしれません。押井監督が手掛けたのは1995年に発表された「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」と2004年の「イノセンス」。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は当初日本ではあまり注目されていませんでしたが、アメリカのビルボード誌のビデオ週間売り上げ1位を記録するなど海外で高い評価を受け、逆輸入という形で日本でも評価されるようになりました。“クール・ジャパン”を決定的にした作品の一つと言えます。また、「マトリックス」などのハリウッド映画にも大きな影響を与えたとされています。神山監督作品であるS.A.C.シリーズとはまた違ったタッチで、まさに押井ワールドが全開。ちなみに神山監督は押井監督を師と仰いでおり、師弟で共に同じ原作作品を作った事になります。2人の表現の違い、共通点を見比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
大人気キャラクター“タチコマ”
攻殻機動隊S.A.Cシリーズに登場するキャラクターの中でも特に人気モノなのは“タチコマ”と呼ばれる思考戦車。タチコマの日常を描いた「タチコマの日々」という短編がTVシリーズのDVD化の特典映像として制作された程です。タチコマには人工知能が搭載されているため、自ら思考し行動することができます。その妙に人間味のある言動と、子どもの様な純朴さが人気の秘密。3月に公開された「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」でも新作「タチコマな日々」が上映され、根強い人気があります。 ©2011 士郎正宗・Production I.G / 講談社・攻殻機動隊製作委員会
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