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ドメスティックブランド FACTOTUMの挑戦 ~時代を変えるレインコート~

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■前篇:日本のファッションの魅力

1.文化の時代感を象徴するもの

日本のファッションは今、世界で注目されていると聞く。最近でいうと、映画「セックス・アンド・シティ」の有名スタイリストであるパトリシアフィールドが大の日本ファンで、日本のファッションがシリーズに大きな影響を及ぼしているということを試写会で暴露し、話題となった。
主にレディスファッションにおけることを指し示すものではあるが、個性的でユニークとされる日本のファッションは、ヨーロッパからも注目されている。また新聞記事によると今秋は、ニューヨークのファッション工科大学の美術館で「ジャパン・ファッション・ナウ」展が開催される。
キュレーター(※)は、ストリートファッションやサブカルチャーの入り交じった様々なスタイルに魅力を感じ、日本人の細部に渡るこだわりも紹介したいと言っている。

2.最高のクラフトマンシップ

LOOK018-kiji.jpg例えば、ドメスティックブランドにおいて世界的に評価されているものとして、デニムスタイルがある。
デニムは岡山県が産地で、生地に徹底的に追求された完璧さがあり、ボタンの位置ひとつにも相当こだわってつくられている。
メーカーは、消費者のニーズに応えたいという真摯な想いとどこにもない商品を表現し、クオリティの高いものを提案し続けている。そういった確固たる価値をもつ商品は、世界の舞台に出ていっている。

3.日本のファッションシーンを索引する「FACTOTUM」に注目

「FACTOTUM」デザイナー有働幸司氏は、熊本県出身。東京モード学園を卒業し、BEAMSを経て1998年ラウンジリザードを設立。2004年創立、2007年東京コレクションにデビュー。ブランド名はラテン語で「勝手に生きろ」という意味を持つ。ミリタリー、ワークウェアで、それにテーラードを加えたスタイルが特徴。
今や定番アイテムとなったデニムラインを中心に、パンツはもちろんトップスも充実しており、今季は特にデニムのコートは群を抜いた格好良さがある。着心地の良さ、デザイン性、そしてモード感を備えた今最も旬なブランドといえる。パリコレクションでは、セリーヌを筆頭に男性的なワークスタイルが人気を集めていたが、このようなファッションはぜひ女性にもおすすめしたい。
(※)欧米の博物館(美術館含む)、図書館、公文書館のような資料蓄積型文化施設において、施設の収集する資料に関する鑑定や研究を行い、学術的専門知識をもって業務の管理監督を行う専門職、管理職を指す。

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