- ホーム
- J Pop Culture 見聞録
- 第14回 初訪問のメキシコは、日本が大好きな若者でいっぱいだ...
第14回 初訪問のメキシコは、日本が大好きな若者でいっぱいだった
世界は遠くない。これは精神的にという意味だが、そのことを改めて感じさせてくれたのが2011年2月に初訪問したメキシコだった。
「EXPO-MANGA COMIC」というイベントへのゲスト参加だった。
日本からのゲストは、桃井はるこさんと私。会場に着くと、桃井はるこさんのサイン会が行なわれていたが、すでにその場が衝撃だった。ライブをしているわけでもないのに、メキシコのファンたちが流れている桃井さんの歌に合わせてオタ芸をきめていたのだ。写真撮影を頼むと、ばっちりポーズを決めてくれた。
「EXPO-MANGA COMIC」というイベントへのゲスト参加だった。
日本からのゲストは、桃井はるこさんと私。会場に着くと、桃井はるこさんのサイン会が行なわれていたが、すでにその場が衝撃だった。ライブをしているわけでもないのに、メキシコのファンたちが流れている桃井さんの歌に合わせてオタ芸をきめていたのだ。写真撮影を頼むと、ばっちりポーズを決めてくれた。

▲桃井はるこさんのサイン会場でオタ芸をきめてくれたファンたち
会場のカラオケコーナーでは、若者たちがアニソンに興じている。コスプレイヤーもいっぱいだ。
物販ブースにはいたるところに、私の友人でもあるビジュアル系ロックバンド、アンティック-珈琲店-(アンカフェ)のポスターやグッズが並んでおり、なんだか彼らに見守られながら視察しているような気分になってきた。
今回のメキシコが初訪問だったにも関わらずそんな気がしなかったのは、アンカフェファン(通称カフェっ仔)の存在が大きい。ツイッターやメンバーの輝喜のブログなどで私のことを知ったカフェっ仔たちが、大歓迎してくれていたからだ。メキシコ到着翌日には世界遺産のティオティワカン遺跡に案内してくれ、EXPO-MANGA COMICはじめ各地の私の講演にも駆けつけてくれ、声援を送ってくれた。
いま、私の文化外交活動でもっとも重要なツールは何かと聞かれたら、私はツイッターと答えるだろう。たった140字(英語にすると日本語よりはるかに短いことしか伝えられない)の文章が、いやむしろ140字という制限があるからこそ、国境の壁を簡単に超えて世界をつないでいることをうれしく思っている。
最近では、私のツイートをきっかけに、それに関心を持ってコメントしてくれたフォロワー同士が仲良くなるといったことも増えているようだ。
物販ブースにはいたるところに、私の友人でもあるビジュアル系ロックバンド、アンティック-珈琲店-(アンカフェ)のポスターやグッズが並んでおり、なんだか彼らに見守られながら視察しているような気分になってきた。
今回のメキシコが初訪問だったにも関わらずそんな気がしなかったのは、アンカフェファン(通称カフェっ仔)の存在が大きい。ツイッターやメンバーの輝喜のブログなどで私のことを知ったカフェっ仔たちが、大歓迎してくれていたからだ。メキシコ到着翌日には世界遺産のティオティワカン遺跡に案内してくれ、EXPO-MANGA COMICはじめ各地の私の講演にも駆けつけてくれ、声援を送ってくれた。
いま、私の文化外交活動でもっとも重要なツールは何かと聞かれたら、私はツイッターと答えるだろう。たった140字(英語にすると日本語よりはるかに短いことしか伝えられない)の文章が、いやむしろ140字という制限があるからこそ、国境の壁を簡単に超えて世界をつないでいることをうれしく思っている。
最近では、私のツイートをきっかけに、それに関心を持ってコメントしてくれたフォロワー同士が仲良くなるといったことも増えているようだ。

▲EXPO-MANGA COMICの会場はコスプレイヤーでいっぱい
そんなふうにつながっていく世界の未来を信じて、私は明日も文化外交を続けていこうと思うのだ。

▲日本で8月に開催される世界コスプレサミットのメキシコ予選会も開催された。私は審査員のひとり。

▲日本で8月に開催される世界コスプレサミットのメキシコ予選会も開催された。私は審査員のひとり。
毎週水曜日更新!
※次回連載は、メキシコで大人気だったアイドル℃-uteのインタビュー!
※次回連載は、メキシコで大人気だったアイドル℃-uteのインタビュー!
執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/