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第17回 ミク&ボーカロイドだけの香港同人イベントでオタクが熱く文化交流!
香港で、ミク&ボーカロイドだけの同人イベント「Miracle Vox」が開催されたのは4月10日のことだった。これは行かずにはいられない。
私の香港訪問は、9年ぶり。前日に九龍半島の繁華街をツイッターで知り合った現地の若者に案内してもらいながら思ったことは、日本のオタク化が進んだなということだった。その中心になっている「信和中心」というショッピングビル界隈は日本のアニメやマンガ、アイドル関連の商品でいっぱいだ。昔と変わったことは海賊版が激減しいていること。いまだ存在する海賊版を並べたショップより正規版を並べたショップのほうが私の見たかぎりではにぎわっていた。日本アイドルの発売直後のCDもすでに並んでいる。だが、とうぜん値段も高い。
「香港でオタクをするのは大変です」
案内してくれた香港女子はそう苦笑していた。
私の香港訪問は、9年ぶり。前日に九龍半島の繁華街をツイッターで知り合った現地の若者に案内してもらいながら思ったことは、日本のオタク化が進んだなということだった。その中心になっている「信和中心」というショッピングビル界隈は日本のアニメやマンガ、アイドル関連の商品でいっぱいだ。昔と変わったことは海賊版が激減しいていること。いまだ存在する海賊版を並べたショップより正規版を並べたショップのほうが私の見たかぎりではにぎわっていた。日本アイドルの発売直後のCDもすでに並んでいる。だが、とうぜん値段も高い。
「香港でオタクをするのは大変です」
案内してくれた香港女子はそう苦笑していた。

日曜の午後、地下鉄で香港島西部にあるMiracle Vox会場の駅に着くと、主催者の男性たちが迎えにきてくれた。言わずもがなの自称オタクたちである。今回の香港訪問には、私にツイッターで「海外イベントに一度参加したいです!」とメッセージをくれた東京のオタク女子大生、ミサミサ(ニックネーム)も現地集合で同行していた。若者こそ、もっと海外の日本イベントに参加すべきとつねに主張している私は、彼女のようなアクティブなオタクがもっと増えればいいなと思っている。ホテルからミクのコスプレで地下鉄に乗ってきたミサミサは主催者のオタク男子たちに熱く歓迎されていた。

イベント会場はまさにボーカロイド一色。同人誌からコスプレまで、みな思い思いにイベントを楽しんでいる。
香港の有名コスプレ女子5人グループ「Vプロジェクト」がボカロコスプレを披露した。うーん、はまっている。
例によって日本人はわれわれ一行以外会場で姿を見かけない。だが、この場所は、まさに日本そのものだ。そんななかミサミサが日本代表のように場内でオタクたちとコミュニケーションをとっている。
ミクのイベントには壁がない。国境も性別も年齢も。いいものはいい。好きなものは好き。シンプルででもじつは難しい。それをミクはあっさり超えられることを教えてくれた。だから、ミクは世界をつなぐのだ。
香港の有名コスプレ女子5人グループ「Vプロジェクト」がボカロコスプレを披露した。うーん、はまっている。
例によって日本人はわれわれ一行以外会場で姿を見かけない。だが、この場所は、まさに日本そのものだ。そんななかミサミサが日本代表のように場内でオタクたちとコミュニケーションをとっている。
ミクのイベントには壁がない。国境も性別も年齢も。いいものはいい。好きなものは好き。シンプルででもじつは難しい。それをミクはあっさり超えられることを教えてくれた。だから、ミクは世界をつなぐのだ。

夜、Miracle Vox主催の男子たちにカラオケボックスに連れていってもらった。アニソンオンパレード。最後には、一人の男子とミサミサでオタ芸の共演までが繰り広げられた。
文化外交の輪が世界各地でたくさんの若者たちにたすきが渡されていったとき、世界は今よりきっとよい方向に進んでいるのではないだろうか。そんな希望を信じられる香港の1日だった。
文化外交の輪が世界各地でたくさんの若者たちにたすきが渡されていったとき、世界は今よりきっとよい方向に進んでいるのではないだろうか。そんな希望を信じられる香港の1日だった。
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※次回連載は、香港メイド喫茶レポート!
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

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