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第36回 ℃-ute inメキシコ(後編)~在メキシコ日本大使との特別対談「℃-uteが日本の友達をたくさん作ってくれたことに日本大使として感謝します」(1/4)
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大使公邸での文化外交対談
℃-uteメンバーたちも、長年メキシコのファンたちの想いをひしひしと感じてきた私も、たくさんの感動をもらったメキシコ初ライブの翌日、山田彰在メキシコ日本大使公邸で、山田さんと℃-uteとの特別対談を実施した。
山田さんは私にとって、2008年7月、在スペイン大使館公使時代にマドリッドで出会って以来の、文化外交の師であり、盟友である。外交の基本は自分の国をいかに好きになってもらうかである。そんな信念のもとに、私自身もそれ以来、文化外交活動に取り組んできた。この対談は、私が文化外交の大切な同志と思ってきた山田さんと℃-uteに出会ってもらえる機会であったのだ。
大舞台でのステージに立つ最前線のアイドル℃-uteとはいえ、大使公邸という、なかなか入れない場所での対談に緊張ぎみのメンバーに、山田さんが温和に外交について話すことから対談はスタートした。

▲山田彰在メキシコ日本大使と℃-uteとの対談風景
山田「メキシコのファンに代わって、メキシコにみなさんが来てくれたことに感謝します。メキシコのファンはほんとうに℃-uteを待っていました。一生に一度会えるかどうかわからないと思っていたみなさんがやってきたんです。歌と踊りをライブで直接観て、握手会まで実施してもらって。みなこの日のことを一生忘れないし、もっともっと℃-uteや日本のことを好きになってくれたと思います。
外交の目的をやさしくいえば、友達の国をたくさん作ることだと思います。国は一人一人の人から成り立っています。メキシコのなかに、日本を好きになってもらう人をたくさん作ることも外交です。好きになる方法はいろいろあります。漫画でもいいし、アニメでもいいし、アイドルでもいい。みなさんがメキシコに来てくれたおかげでファンは日本のことをもっと好きになってくれると思うし、ライブに来てくれたファンたちはそのことを周りの人に話すでしょう。℃-uteが日本の友達をたくさん作ってくれたことに日本大使として感謝します。こういうひとつひとつの積み重ねが国と国のつながりを深くすることにつながっていくと思います」
℃-uteメンバーたちも、長年メキシコのファンたちの想いをひしひしと感じてきた私も、たくさんの感動をもらったメキシコ初ライブの翌日、山田彰在メキシコ日本大使公邸で、山田さんと℃-uteとの特別対談を実施した。
山田さんは私にとって、2008年7月、在スペイン大使館公使時代にマドリッドで出会って以来の、文化外交の師であり、盟友である。外交の基本は自分の国をいかに好きになってもらうかである。そんな信念のもとに、私自身もそれ以来、文化外交活動に取り組んできた。この対談は、私が文化外交の大切な同志と思ってきた山田さんと℃-uteに出会ってもらえる機会であったのだ。
大舞台でのステージに立つ最前線のアイドル℃-uteとはいえ、大使公邸という、なかなか入れない場所での対談に緊張ぎみのメンバーに、山田さんが温和に外交について話すことから対談はスタートした。

山田「メキシコのファンに代わって、メキシコにみなさんが来てくれたことに感謝します。メキシコのファンはほんとうに℃-uteを待っていました。一生に一度会えるかどうかわからないと思っていたみなさんがやってきたんです。歌と踊りをライブで直接観て、握手会まで実施してもらって。みなこの日のことを一生忘れないし、もっともっと℃-uteや日本のことを好きになってくれたと思います。
外交の目的をやさしくいえば、友達の国をたくさん作ることだと思います。国は一人一人の人から成り立っています。メキシコのなかに、日本を好きになってもらう人をたくさん作ることも外交です。好きになる方法はいろいろあります。漫画でもいいし、アニメでもいいし、アイドルでもいい。みなさんがメキシコに来てくれたおかげでファンは日本のことをもっと好きになってくれると思うし、ライブに来てくれたファンたちはそのことを周りの人に話すでしょう。℃-uteが日本の友達をたくさん作ってくれたことに日本大使として感謝します。こういうひとつひとつの積み重ねが国と国のつながりを深くすることにつながっていくと思います」


矢島「私たちも海外のみなさんに日本を好きになってほしいなとすごく思います。メキシコのファンのみなさんも、私たちにメキシコのことを好きになってもらいたいと、ライブ中は礼儀正しくしようとか、日本から来たファンのみなさんに親切にしようとか事前に相談してくださっていたと聞きました。そういう気持ちがすごくうれしいですし、メキシコのみなさんにしてもらったことを、日本でも返していきたいです。私たちも国と国をつなげていける活動をこれからもできたらいいなと思います」
中島「私は正直言って、℃-uteが国と国をつなぐと言ってもらえるようなグループとは思いもしませんでした。大使にそんなふうに言っていただいたことがすごく嬉しかったし、そう言っていただいたからにはもっともっと℃-uteとしての活動を頑張っていかなければと思いました」
鈴木「海外でライブをするようになって以降、ファンのみなさん同士がSNSなどを通じて国境を越えて連絡をとりあっているのを見てきました。握手会などで日本のファンのみなさんを通して、海外のファンのみなさんのメッセージを聞かせていただく機会も増えました。ファンのみなさんもまた、国と国をつないでくださっている。ファンのみなさんにも感謝したいです」
中島「私は正直言って、℃-uteが国と国をつなぐと言ってもらえるようなグループとは思いもしませんでした。大使にそんなふうに言っていただいたことがすごく嬉しかったし、そう言っていただいたからにはもっともっと℃-uteとしての活動を頑張っていかなければと思いました」
鈴木「海外でライブをするようになって以降、ファンのみなさん同士がSNSなどを通じて国境を越えて連絡をとりあっているのを見てきました。握手会などで日本のファンのみなさんを通して、海外のファンのみなさんのメッセージを聞かせていただく機会も増えました。ファンのみなさんもまた、国と国をつないでくださっている。ファンのみなさんにも感謝したいです」



萩原「メキシコのファンのみなさんが℃-uteをどんなふうに喜ばせるかを考えていたことに、日本のファンのみなさんが感謝していたと聞きました。私たちも国と国をつなげていきたいし、ファンのみなさんも同じように考えてくださって、行動してくれていることがうれしいです」
岡井「私たちが世界のことを知るのは、うれしいニュースより悪いニュースのほうが多い気がします。でも、今回のように交流することでその国や、そこで暮らすみなさんへの印象が変わります。私たちもアイドルという文化で、少しでも明るい世界になるよう、たくさんのみなさんをハッピーにできたらいいなと思います」
山田「ライブもソールドアウトでしたが、メキシコ国立自治大学でのミル・マスカラスとの文化外交シンポジウムも、大使館のフェイスブックと櫻井さんのツイッターで告知してすぐ、たった3時間30分で申し込み受付分が終了してしまいました。ライブやシンポジウムに行けなかったたくさんのみなさんのためにも、またぜひメキシコに来ていただきたいなと思います」
岡井「私たちが世界のことを知るのは、うれしいニュースより悪いニュースのほうが多い気がします。でも、今回のように交流することでその国や、そこで暮らすみなさんへの印象が変わります。私たちもアイドルという文化で、少しでも明るい世界になるよう、たくさんのみなさんをハッピーにできたらいいなと思います」
山田「ライブもソールドアウトでしたが、メキシコ国立自治大学でのミル・マスカラスとの文化外交シンポジウムも、大使館のフェイスブックと櫻井さんのツイッターで告知してすぐ、たった3時間30分で申し込み受付分が終了してしまいました。ライブやシンポジウムに行けなかったたくさんのみなさんのためにも、またぜひメキシコに来ていただきたいなと思います」
対談風景



メキシコシティ

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