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【デイリートピックス】バーチャルアイドルがカラオケランキングで上位を占める世の中って?!

初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、「ボーカロイド」.... ご存じですか?

ところが先日、久々にカラオケに行った際、選曲リモコンをあれこれいじっていたら、「今週のランキング」という項目で、「・・・feat.初音ミク」や「・・・feat.鏡音リン」などの名前が入った楽曲が1位から10位までの間に6曲ほどランクインしていたことにとても驚いた。しかも今週だけではない。過去にさかのぼったランキングでもAKBや少女時代などの今をときめくアイドルたちと堂々と肩を並べている。
ちなみに、「初音ミク」や「鏡音リン」などというのは実在のアーティストではない。パソコン上で音声ソフトを使って作られたバーチャルシンガーである。詳しくは、2010年5月25日、5月26日鼓動~初音ミクがオリコン1位を獲得~にも取り上げられていたが、そう、すでに1年前から大ヒットしていたのだ。
キャラクタービジネスの大成功例
ランキングにチャートインしている曲はのほとんどはアマチュアのユーザーによって作詞、作曲されたもの。それをVOCALOID製品の初音ミクや、リン、レン、ルカなどのキャラクターに歌わせ、動画投稿サイトにアップロードした中から人気が出たものは、なんとカラオケ配信されているという。初音ミクWikiで確認できる「カラオケ配信曲一覧」を見ると信じられないくらい多くの楽曲が次々と配信されている。だから上位に多数ランクインしてもおかしくはない。
初音ミクで検索し、実際に楽曲を聴いてみると、本当にその多様性に驚かされ、つい他の曲も聴いてみたくなる。パラパラに合いそうなノリのいい曲、パフュームのようなテクノポップ調の曲、または歌詞とメロディがぐっと胸に残る曲…私にはどれもプロの作品のように思える。
これだけではない。とにかく、この「ボーカロイド」から派生したコンテンツの多さに驚かされる。キャラクターを設定したことで、それぞれが思い思いのイメージでイラストを描き、動かし、「ボカロ職人」と呼ばれるクリエイターたちがみんなでコラボレーションしながら創り上げていくという。「自由創作」の余地があるところが「VOCALOID」の爆発的人気につながってきたと言えそうだ。
コスプレの世界でもとても人気の高い「初音ミク」のキャラクター。こうしてあらためてアジアンビートのフォトライブラリーCOSPLAY SNAPSを見返すとより興味深く感じられた。(編集部 ヤマシタ)
初音ミクで検索し、実際に楽曲を聴いてみると、本当にその多様性に驚かされ、つい他の曲も聴いてみたくなる。パラパラに合いそうなノリのいい曲、パフュームのようなテクノポップ調の曲、または歌詞とメロディがぐっと胸に残る曲…私にはどれもプロの作品のように思える。
これだけではない。とにかく、この「ボーカロイド」から派生したコンテンツの多さに驚かされる。キャラクターを設定したことで、それぞれが思い思いのイメージでイラストを描き、動かし、「ボカロ職人」と呼ばれるクリエイターたちがみんなでコラボレーションしながら創り上げていくという。「自由創作」の余地があるところが「VOCALOID」の爆発的人気につながってきたと言えそうだ。
コスプレの世界でもとても人気の高い「初音ミク」のキャラクター。こうしてあらためてアジアンビートのフォトライブラリーCOSPLAY SNAPSを見返すとより興味深く感じられた。(編集部 ヤマシタ)
昨年7月のasianbeat festaで「ボーカロイド」キャラクターのコスプレをした参加者たち

