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Interview Now ~ 佐野ひろ ~(1/3)

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Interview Now ~ 佐野ひろ ~
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流ちょうなタイ語で日本の魅力を楽しく紹介する、タイで大人気の旅番組「SUGOI JAPAN」のナビゲーター、佐野ひろさん。7月に福岡でのロケを終え、10月にラジオ番組出演や九州ロケの為、福岡を再訪した佐野さんに、日本とタイのそれぞれの魅力や違い、独自のタイ語習得法、プライベートの過ごし方などを語っていただきました。直筆サイン色紙のプレゼントもありますので最後までお楽しみくださいね!

取材で一番楽しみにしているのはやっぱり人との出会いです

asianbeat (以下ab):7月に福岡で「SUGOI JAPAN」のロケを行われたということですが、印象に残ったエピソードなどあれば教えて頂けますか?
佐野ひろ
▲佐野ひろ
「しんきろう」という渡辺通りの屋台で食レポをやった時に、屋台のお客さんたちのノリが良くてすごく興味をもってくれるんですよ。人の良さというか、コミュニケーションしたがってくれるその気質が番組のナビゲーターとして有難くて、なんていいところなんだって思いました。インバウンド向きですよね。

ab:福岡の食べ物でタイの人が喜びそうなものはありましたか?

とんこつラーメンです。タイ人スタッフも、福岡に来たらとりあえずラーメンを食べるくらい好きですね。僕個人としては北九州のパン屋「シロヤ」の練乳が入ったサニーパンが忘れられないですね。あれはソウルフードですよ。安くて美味しい!駅前で立地も良いし、佇まいもクラシックで日本っぽくて、全ての要素において良いなと思いました。お店の人も「兄ちゃん何欲しいの」って気さくに話しかけてくれるし、周辺の人たちもまた「何撮ってんの?」って興味をもってくれるんですよ。ああいう親しみやすい雰囲気って、言葉がしゃべれない外国人にとっても入りやすいですよね。トータルな意味で最高でした。

ab: 他の地域にはない福岡の魅力はどこだと思いますか?
こんなに栄えている都市のすぐ近くにインターナショナルエアポートがあって、海にも大都市にもすぐ行ける、そういう動きやすいところが良いなと思いました。旅のしやすさ、コンパクトさが他にはない魅力ですよね。街から見ると飛行機が近くて、それがまた絵になります。

ab:佐野さんがタイに移住されたきっかけは何だったのでしょうか?

僕が「芸能界で俳優の仕事をしたい」ということを知っているタイ人の友人が、たまたま業界の人だったんですよ。僕がアジアなど世界中を旅してまわっていた時に、その彼女が「タイでひろに合ってるCMの仕事があるからやってみないか」って導いてくれて、それがきっかけで、CMのメインの役が3つ決まったんです。

ab:どのようなCMだったんですか?

「ハイネケン」、「日清カップヌードル」、「ケンタッキーフライドチキン」という3つのCMを一気にやることになりまして。
佐野ひろ
それで世の中に顔が出るわけで、そこから今までずっと仕事が繋がってる。最初はミュージックビデオなどに出ていました。あたかも喋っているかのようだけど実はしゃべれないんですよ(笑)。サイレントでミュージックが流れてるだけだから。そういうのをやりながらタイ語を勉強して、タイ語を喋る舞台に出るようになって。そのあとドラマ、映画と、タイ語のレベルによってどんどん仕事もレベルアップしていきました。

ab:タイ語は日本人にとって難しいと思いますが、どうやって習得されたのでしょうか?

自分の部屋のあらゆるところに張り紙をして、自分なりのやり方で覚えていきました。例えば冷蔵庫があったら、A4の紙に「トウイェン(冷蔵庫)」と書いて、冷蔵庫の目の高さに貼るわけですよ。カーテンがあったら「カーテン」とタイ語読みを書いて同じように貼るんです。部屋中がA4の紙だらけなんですよ。中途半端に大きいから邪魔なんですけど(笑)、覚えるまで取っちゃいけないというルールを作りました。

小さいメモ用紙だと邪魔にならないから、いつまでたっても覚えないんですよね。絶対目に入るくらいの大きさというのが重要。「トウイェン(冷蔵庫)」という言葉を覚えたら「よーし、今日は捨てるぞ!」って捨てる。そして冷蔵庫を開けると今度は中に「カンナイ(内側)」という言葉を書いて貼ってるんですよ。それを覚えない限り、冷蔵庫を開けるたびにずっと邪魔な紙があるんです(笑)。「絶対カンナイ(内側)を覚えてやる!」って必死で覚えて紙を捨てると、まだ「ナムケン(氷)」って書いた紙がそこにあるんですよ(笑)。要は自分に負担をかけて、無理やり覚えた、という感じです。
佐野ひろ
ab:書かれた文字はカタカナかタイ語ですか?

いえ、その時は発音が分かるようにローマ字で書きました。タイ語って5つの発声があって、独特の書き方があるんですよ。ローマ字プラスその読みを表す独特の記号を書いて。発音が悪いと僕の場合仕事にならないので。タイ語が出来たら終わりじゃなくて、タイ人にきちんと伝わらないといけませんから。

ab:発音もですけどタイ語の台本を読むのも難しいでしょうね。

最初は読めないから、タイ人に声を出して読んでもらったのを録音して、それをテープで聞きながら、自分でローマ字で書いて覚えましたね。アルファベットの言語はなんとか読めたりするけど、タイ語はクルクルした模様みたいな文字だから、全く読めないんですよ(笑)。最初の頃はもう笑うしかなかったですね(笑)。「へこんでる場合じゃない、もう笑ってしまえ」という境地までいきました。
ab:タイの人気番組「SUGOI JAPAN」のリポーターをされるようになった経緯を教えていただけますか?

俳優としてテレビドラマなどに出るようになるとテレビ局とのつながりが出来て、ある日テレビ局の人に「日本をちょっと紹介してみる気ない?」と言われたんです。それがきっかけです。それまで気が付かなかったけど「日本を紹介するという手があったか」って思いましたね。それで企画書を書いて、初めて「ディスカバージャパン」という番組をやらせてもらったんですけど、それから「SUGOI JAPAN」をやることになりました。

ab:日本にロケに来るときに楽しみにされていることはありますか?

取材で一番楽しみにしているのはやっぱり人との出会いです。普段なかなか会うことが出来ない立場の人とも番組を通して会えますし。地元のすし職人のおじいちゃんとか、そういうステキな人達とも会えるのが楽しみです。
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