Q：一番好きなマンガやアニメについて教えてください

A：私が初めて読んだマンガは「幽遊白書」です。基本的には熱い少年マンガが好きです！最近ハマっているマンガ家は矢沢あいさんで、彼女の全部の作品が好きですが、中でも初期の作品「天使なんかじゃない」「ご近所物語」や最近の「NANA」まで、全部好きです。コスネームの「紫」も、彼女のマンガ「パラダイス・キス」の主人公早坂紫から取ったんですよ。アニメであれば、戦闘物とか、癒し系のアニメもいいし、学園物もいいですね。全部見ますよ～。一番魂を捧げているのはやはり「銀魂」ですね。私の魂の糧ですよ。3次元では苦労して登山したような人だけが味わえるような感動が味わえるんです・・・。声優で言えば、杉田智和さんですね。会ったこともあるんですよ。2011年の５月の連休に杉田智和さんと関智一さんの2人の声優に会う機会がありました。その日のヘアメイクだったので、近くで観察できたのですが、本当にいい人達なんです。杉田智和さんの大ファンなんです。

Q:ここ数年の活動で、一番の収穫は何ですか。

A：やはり2008年夏の経験でしょうか。チャイナジョイと世界コスプレサミット。私たち南京のコスプレイヤーチーム「天国の門」が、長年夢見つつも手に入れる事の出来なかった栄誉を得ることができました。そのチームの一員として心から光栄に思っています。私と地獄蝴蝶丸が世界コスプレサミットで日本に行く事ができるなんて、本当に涙が出そうなくらいうれしかったです。日本に行きたいという希望、この夢が実現するなんて。日本で色んな国の友達ができましたし、日本の風土や人情、感動したコスプレサミット、全部私の頭の中に残っていて、私の一生の宝物になりました。

Q:世界コスプレサミットで賞を獲得した時の気持ちと、自分にとっての意義などを教えてください。

A：各国の参加者たちはとてもハイレベルで、準優勝の栄誉を勝ち取る事ができるなんて思ってもみませんでした。ただ、日本や世界に向けて、私達中国のコスプレを披露できればそれでよいと思っていました。

Q:ご自分の経験から、コスプレの後輩たちにアドバイスをお願いします。

A：コスプレを愛する事がまず大切なことです。キャラクターを心から愛する事で初めてコスプレできるんです！キャラクターがカワイイからとか、衣装がキレイとか浮ついた理由ではだめです。
次に尊敬・・・これもコスプレの基本です。コスプレイヤーならば、キャラクター自身を尊重し、キャラクターの創作された趣旨を大事にして、適当に大まかにすませようなんて駄目です。
謙虚さも大切です、他の人の長所を学ぶことが大切です。上には上があるのです。だれも自分のコスプレが完全で欠点がない、なんて言えないはずです。至らないところや学ぶべきところがあるはずで、謙虚な気持ちで学び続けてやっと進歩できるのだと思います。
団結・・・これは中国のコスプレの特長ですよね。みんなが同じ趣味を持ってこの世界に入って、長所を大切にして短所を補いあって、争いやいじめなんかもありません。平和で広い心でいることで、私たちのコスプレがますます発展していくと思います。