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第2回 漫画イラスト世界公募「MCPO AWARD 2018」公開審査&授賞イベントレポート(8/13)
第2回「MCPO AWARD 2018」授賞式 - イラスト部門 -
公開審査を終え、いよいよ第2回「MCPO AWARD 2018」受賞者の発表へ。まんが・イラスト両部門の受賞作品を一挙ご紹介します!(*グランプリ、優秀賞のみ講評を掲載しています。)
★ グランプリ、特別賞・窪之内英策賞
CindyLeeLizard (台湾)|作品名:「大發現」※拡大画像はコチラ (メディバンのHPに飛びます)!

窪之内:僕がこの作品を選んだ最大の理由というのは、絵から感じとれるドラマなんですよね。僕のイメージでは恐竜は「過去」、少年 (かな?) は「現在」。つまり、現在と過去の全く違うものが邂逅 (かいこう) して、あの場所で何かを語り合ってる。恐竜は"いま"の子供に対して、子供はもう絶滅しちゃった生き物である恐竜に対してそれぞれ何を語りかけるかという、非常にふくよかなドラマを感じさせてくれるんですよね。単に、恐竜を発見したという現象を表している絵というだけじゃなくて、色々と深読みをさせてくれるシチュエーションじゃないかなと思って。しかも、洞穴から漏れる光もある種、スポットライトのように2人をドラマチックに照らしている演出面も含めて、イマジネーションの伸びしろを感じる素敵な作品だと思います。そこが一番の決め手でした!

▲ 「窪之内英策賞」を受賞したCindyLeeLizardさんにはサイン入り著書が進呈されます!
★ 優秀賞
Pre (韓国)|作品名:마녀견습생~魔女見習い~ ※拡大画像はコチラ (メディバンのHPに飛びます)!

美樹本:ちょっと厳しいコメントになりますが、今回は、最終審査に残った作品の中で日本で"萌え系"と括られている絵柄が割と少なかったこともあったので受賞出来たと思ってください。去年でしたら、このようなタイプの上手い方が何人もいらっしゃいましたので、もしかしたら難しかったかもしれません。プロで活動している僕らや出版社の方とかは、もう少し個性がある方が良いと思う方も多いと思います。その一方で、ゲーム業界など一部の世界ではむしろある程度均一であることを求められる市場があることも事実なので、その点を踏まえると仕事を取ることは可能だと思いますが、そこで甘んじることなく、自分ならではの他の人には描けない魅力をもっと意識してぜひ作っていってもらいたいなと思います。期待しております。頑張ってください!


▲ Preさん
授賞イベントに参加するため、韓国から来福したPreさんにコメントをいただきました♪
ab.:受賞おめでとうございます!今のお気持ちは?
受賞者発表の際、私の名前が呼ばれた時は、自分で思っていたより大きな賞をいただいてちょっと驚いたんですけど講評をいただいて、これからもっともっと自分のスキルに磨きをかけて行かなければいけないなと思いました。
ab.:今後の目標や夢を教えてください!
今現在、韓国でコンセプトや原画を描くという目標に向かって準備をしている中で、たまたま今回のコンテストに応募して、このような賞をいただくことができました。これからこの受賞をきっかけにもっと頑張っていこうと思います!
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★ グランプリ、特別賞・窪之内英策賞
CindyLeeLizard (台湾)|作品名:「大發現」※拡大画像はコチラ (メディバンのHPに飛びます)!

窪之内:僕がこの作品を選んだ最大の理由というのは、絵から感じとれるドラマなんですよね。僕のイメージでは恐竜は「過去」、少年 (かな?) は「現在」。つまり、現在と過去の全く違うものが邂逅 (かいこう) して、あの場所で何かを語り合ってる。恐竜は"いま"の子供に対して、子供はもう絶滅しちゃった生き物である恐竜に対してそれぞれ何を語りかけるかという、非常にふくよかなドラマを感じさせてくれるんですよね。単に、恐竜を発見したという現象を表している絵というだけじゃなくて、色々と深読みをさせてくれるシチュエーションじゃないかなと思って。しかも、洞穴から漏れる光もある種、スポットライトのように2人をドラマチックに照らしている演出面も含めて、イマジネーションの伸びしろを感じる素敵な作品だと思います。そこが一番の決め手でした!

★ 優秀賞
Pre (韓国)|作品名:마녀견습생~魔女見習い~ ※拡大画像はコチラ (メディバンのHPに飛びます)!

美樹本:ちょっと厳しいコメントになりますが、今回は、最終審査に残った作品の中で日本で"萌え系"と括られている絵柄が割と少なかったこともあったので受賞出来たと思ってください。去年でしたら、このようなタイプの上手い方が何人もいらっしゃいましたので、もしかしたら難しかったかもしれません。プロで活動している僕らや出版社の方とかは、もう少し個性がある方が良いと思う方も多いと思います。その一方で、ゲーム業界など一部の世界ではむしろある程度均一であることを求められる市場があることも事実なので、その点を踏まえると仕事を取ることは可能だと思いますが、そこで甘んじることなく、自分ならではの他の人には描けない魅力をもっと意識してぜひ作っていってもらいたいなと思います。期待しております。頑張ってください!


授賞イベントに参加するため、韓国から来福したPreさんにコメントをいただきました♪
ab.:受賞おめでとうございます!今のお気持ちは?
受賞者発表の際、私の名前が呼ばれた時は、自分で思っていたより大きな賞をいただいてちょっと驚いたんですけど講評をいただいて、これからもっともっと自分のスキルに磨きをかけて行かなければいけないなと思いました。
ab.:今後の目標や夢を教えてください!
今現在、韓国でコンセプトや原画を描くという目標に向かって準備をしている中で、たまたま今回のコンテストに応募して、このような賞をいただくことができました。これからこの受賞をきっかけにもっと頑張っていこうと思います!