打勾勾とは「臓器提供」を広報するために撮影されたショートフィルムですが、内容がトレンディードラマのような作りになっていて、台湾の若者の間で話題になり、インターネット上で「臓器提供同意カード」に署名する人が顕著に増えました。台湾の臓器提供協会の統計によると、今年２月のインターネットでのカード登録人数は、昨年の２倍にも上っているそうです。
ショートフィルムの内容は可愛らしくて、遺伝の心臓病を抱える女の子が、Facebookを通じて、臓器提供が可能で人生をつまらなく思っている死にたいという願望が強い若い男性を探し出し、彼に結婚と自分への臓器提供をお願いをする、というストーリーです。


打勾勾(The Heartbroken Princess)Part 1/4


打勾勾(The Heartbroken Princess)Part 2/4


打勾勾(The Heartbroken Princess)Part 3/4


打勾勾(The Heartbroken Princess)Part 4/4

実は、協会は、他にも２本「二人三脚」と「美しい出会い」というタイトルのショートフィルムを作っていましたが、「打勾勾(指切り)」への反響が最も大きいものでした。シナリオは、若者たちに重い生死の問題に触れさせるだけでなく、もっと気楽な方法で彼らに臓器提供に同意を促し、更には現在の人生や、自分の命を重視することが大事だと考えさせるような内容で、大変成功した広報映像と言えるでしょう。