「鼓動」2010年1月30日
お国それぞれ

また、国旗が色とりどりであることからわかるように、「色」に対する感覚もそれぞれのお国柄があらわれる。
先だって、中国の要人を受け入れた。時代のリーダーの一人と目される要人、事前の調査も入念である。パーティー会場を見せたところ、テーブルクロスやチェアカバーの白がどうもお気に召さないよう。中国で白は、お葬儀の色として、あまり縁起がよくないようである。
一方、赤いバックに金色で「熱烈歓迎」というバナーがあるとありがたいと言われ、これについては、日本式パーティーということでお断りした。
日本の「わび」や「さび」は、独特の色彩感覚も含んだものであるが、フランスでは、ジャパンクールの一つ、もしくは、その神髄として受け取られているらしい。
果たして、アジアでは、どうなんだろう?(IT)
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