「鼓動」2010年2月8日
これからはFT-Styleで

ファッションショー、ヘアメイクショー、スイーツ試食、雑貨・アクセサリ展示など、10代、20代の女性を中心に、2,000人を超える来場者で大賑わいだった。
ここ台湾は、哈日族(ハーリー族)という言葉があるぐらい、若者の日本文化好きは有名だ。今回、雑誌・TVなどのメディアやファッションメーカーの方々、そして、哈日族という言葉を造った、ハーリー杏子さんにもお会いすることが出来た。
台北市内には、西門町をはじめ、リーズナブルな値段で購入できるショップや、衣料雑貨の問屋街、永楽布市場など、多くの若者でいっぱいに溢れかえる地域があり、日本の雑誌「ViVi」台湾版は、毎月15万部売れているそうだ。おしゃれに対する関心は、相当高い。
そして、台湾で流行りのファッションを聞いたところ、口を揃えて日本の流行ファッションに憧れ、J-Styleの影響を受けているそうだ。
では、台湾独自のT-Styleは、どうなのか。
台湾ブランドにとって、大規模マーケットを持つ日本への進出意欲は高い。しかし、実力を兼ね備えても、数々の人気ブランドがひしめく日本へ新規参入するのは容易ではない。そのため、日本への憧れを持ちつつも、先に、中国、ロシア、西ヨーロッパ市場へ積極、果敢に進出しているそうだ。そして、その動きは早い。
福岡から台湾へ進出する意味は何か。それは単に台湾で憧れのJ-Styleを広めることではない気がする。福岡と台湾の関係をもっと先に行くために、F-StyleはT-Styleと融合して、共に世界へ進出するパートナーとなることではないだろうか。
FT-Styleをアジアンビートから世界へ、発信できる日が待ち遠しい。(K)
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