「鼓動」2010年2月12日
To me that is a modern Rock and Thai music.

そこで出てくる疑問は、その5声調で十分にメロディになってしまい、音楽の幅が狭まるのではないか、というものだ。
学生時代に、タイの音楽は、詞ができれば自ずから曲ができると聞いたことがあり、タイのレコードを聴かせてもらったが、そんな感じもした。
最近、You Tubeで配信されるタイのロックやポップ系のバンドの演奏を聴いた。そこで展開されている音楽は、タイ語を意識させない、はるかに音楽の普遍性という意味で一般化されていると感じた。
いつかタイのロックの作り手に、タイ語の声調とメロディの関係を訊いてみたい。
ただ、多少タイ語を習ったことで困るのは、音楽のように流れるタイ語のリズムが崩れて聞こえるようになってしまったことだ。意味を取ろうとするからだろうか。どこか寂しい。 (O)
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