「鼓動」2010年2月21日
体幹部体温を上げよう

寒いなと思ったときにはもう遅い。体温を上げたくても力を奪われて発熱作用が追いつかない。身体が震え、意識が朦朧とし、生命にかかわる状態に陥る。そうでなくても自分が気づかぬ間に身体が冷え切ってしまったことで、ちょっとしたパニック状態に。皮膚は冷気に慣れて、寒さを気持ちよく感じるぐらいであっても、体幹部が冷えていくのはなかなか自覚できない。
今の日本にはそんなところがある気がしてならない。たとえば環境問題。太陽光や風力発電の普及に躍起になるのは良いが、農村部や海岸や山間部に巨大なシステム設置を促進する事業には違和感がある。日本の美しい景観を損ねて、環境政策?
心の喜ぶところを見つめる。押し付けではなく湧き上がる気持ちを共有する。そうやって体幹部の体温を上げておけば、頭でっかちな判断に振り回されることも減るかもしれないな。(Iw.)
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