「鼓動」2010年7月4日
アニメキャラとこどもの名前

みく、はるひ、あすか、しんじ、と聞いて何を連想するだろうか?アニメに精通された多くの方は、キャラクターの名前と言うのではなかろうか。勿論、その通りである。
ただし、これ、極めて狭いエリアでの話で、つい最近、4,5歳のこども達と遊ぶ場面があり、もとは、その時、体操服に書かれていた、こどもの名前である。
最初に見つけたのは、はるひだった。その時、もしかしてとおもいきや、60人程いる幼児の名前をチェックすると、みくがいた、あすかがいた、レイはいなかったが、シンジがいた。実在する世界の話とキャラクターの世界を勝手にオーバーラップさせて、一人遊んでいたわけだが、その間は、とても愉しいものであった。
はたして、どれくらいの親が、名前をつけるときに意識したかわからないが、名づけにかかる世の中の変化を微妙に感じた。
オールドファンには、懐かしい荒木大輔君。彼が甲子園で活躍すると、世の中には大輔君が増えた。松坂大輔選手もその一人。時代象徴的な出来事として今でも時折、語られる。
名前は、「時代の象徴」と言うならば、これもまた時代の象徴か。
明治安田生命が毎年発表する名前ランキング、さあ、2010年の1位は何か?(K)