「鼓動」2010年7月23日
山笠見物

さあ、いよいよ、出発、太鼓の合図とともに「おいさー」の掛け声がこだまする。1トン以上ある山笠を担ぐ男たちの勇壮な姿と日本の伝統的な祭りに、日本人も外国人も、興奮冷めやらぬ様子であった。
1番山笠がゴールし、8番山笠の上川端通のみなさんが出発する頃には、空も明るくなり、祭りは最終クライマックスへ突入。山笠が終わった早朝の街は、歓声から次第に静けさへと移り、辺りは、山笠見物客から通勤客へと変わっていった。
全部で1時間ほど、ほんのわずかな時間であるが、今年も熱い時間を過ごすことが出来た。
直前までの雨は恨めしかったが、終了する頃には雨も上がり、山笠は終わったが、本格的な夏の始まりを感じた。
もともと山笠は疫病退散の祈祷という説がある。
今年も、勢いよく駆け回る姿によって、福博の街にさらなる活気と、熱い夏を迎え入れてくれた。
アジアンビートも熱い夏を迎えようとしている。(K)