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震災で消えた小さな命展

私の故郷・台北でも開催される展覧会のお話です
東日本大震災の後に、絵本作家うささんはボランティアとして被災地へ行って支援活動をしていました。彼女がたくさんの被災者と接触して分かったことは、深い悲しみの渦に巻き込まれたのは家族を失ってしまった被災者だけではなく、ペットを失った人々も同じでした。何故かというと、ペットたちも彼らにとってかけがえのない、大切な家族同様の存在だったからです。
絵本作家うささんは被災者に対して自分のできることを考えました。震災で命を失った小さな動物たちを幸せな形にして残していこうと決意し、たどり着いたのはその場で聞いたお話を踏まえて絵を描くことでした。
「動物たちと飼い主さんの心を、私たちが描く絵によってつなぐことができたら、」という「震災で消えた小さな命展」の開催を決めました。(うささんのコメントより)
この心がけに賛同して行動に出たのは日本の作家にとどまらず、オランダ、イタリア、台湾の作家など58名が参加しています。そして完成された絵は2012年3月17日から愛知、宮城、岩手、東京、台北、和歌山にて順次開催される展覧会で展示されます。ちょうど今日(5月18日~27日)からは台湾の台北で「震災で消えた小さな命展」が開催されています。台北ではうささんなど、日本のアーティスト5人が開幕式に登場し現地の人たちと交流を行います。
展示作品にはそれぞれにエピソードがあって、貴い命の記録となっています。すべての展示期間が終わった後にエピソードを提供してくれた被災者へ寄贈することになっています。
(編集部 シンギ)
「動物たちと飼い主さんの心を、私たちが描く絵によってつなぐことができたら、」という「震災で消えた小さな命展」の開催を決めました。(うささんのコメントより)
この心がけに賛同して行動に出たのは日本の作家にとどまらず、オランダ、イタリア、台湾の作家など58名が参加しています。そして完成された絵は2012年3月17日から愛知、宮城、岩手、東京、台北、和歌山にて順次開催される展覧会で展示されます。ちょうど今日(5月18日~27日)からは台湾の台北で「震災で消えた小さな命展」が開催されています。台北ではうささんなど、日本のアーティスト5人が開幕式に登場し現地の人たちと交流を行います。
展示作品にはそれぞれにエピソードがあって、貴い命の記録となっています。すべての展示期間が終わった後にエピソードを提供してくれた被災者へ寄贈することになっています。
(編集部 シンギ)
