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日本の“カワイイ”文化がまた一つ、世界へ飛び出す!?制服ファッションの魅力

制服ってファッションなんだ!

タイコスプレイベントでの一枚
このごろ、コスプレ写真を眺めていると、制服モノがよく目に留まるようになりました。コスプレのような“非日常”の空間でもそうですが、そういえば電車に乗っていたり、街を歩いたりしているような“日常”の空間でも、「こんな制服の中学、高校あったっけ?」ということが増えてきたように思います。学校制度の一つとして始まった制服ですが、今や“制服ファッション”という言葉があるように、おしゃれの一つとして楽しむ風潮がみられます。
制服ファッションが海外で受け入れられ始めたのは、けいおん!など、学園もののアニメの海外での評価が上がったことや、日本のアニメのコスプレ人気などがその理由として挙げられます。海外で制服は日本のファッションの一つとして受け入れられるようになったみたいですね。学生時代制服嫌いだった私にとっては、“ファッション”と“制服”のイメージにギャップを感じて、驚嘆しました。
当サイトの人気ページ「JAPAN! JAPAN! JAPAN!」を担当する櫻井孝昌氏が、バルセロナで開催されたサロン・デル・マンガ(スペイン最大規模の日本のアニメ・漫画イベント)で制服ファッションをしている女の子にインタビューした際(「JAPAN! JAPAN! JAPAN!」の前進「J Pop Culture 見聞録」の第5回目)、「制服ファッションをしているの?」という質問に「日本の女子高の制服は“自由の象徴”です!」と答えたとのこと。海外では学校に着ていく制服をおしゃれにしようという発想がなかったのに、その点日本の女子高生はスカート丈を短くしたり、リボンを変えてみたりなどアレンジを加えるというところを見てそう感じたとのことでした。何か物事を大きく変えることを主目的とするのではなく、少しずつアレンジすることによって、当初の目的とするところとは別の何かを生み出すというのは、制服ファッションにおいても実現されています。制服が気に入らないからといって、制服着用という制度自体の変革を目指すのではなくて、制服を着ることを放棄せずに部分のアレンジによってその人らしさを表現する。このような試みを通して制服ファッションという独自のスタイルが出来上がったのでしょう。そう考えると、バルセロナの制服ファッションの子達が語る日本の女子中高生の“自由”の意味は大きいように思います。このような“自由”な試みが日本のカルチャーを豊かにしていくことを、改めて実感しました。(編集部 シミズ)
制服ファッションが海外で受け入れられ始めたのは、けいおん!など、学園もののアニメの海外での評価が上がったことや、日本のアニメのコスプレ人気などがその理由として挙げられます。海外で制服は日本のファッションの一つとして受け入れられるようになったみたいですね。学生時代制服嫌いだった私にとっては、“ファッション”と“制服”のイメージにギャップを感じて、驚嘆しました。
当サイトの人気ページ「JAPAN! JAPAN! JAPAN!」を担当する櫻井孝昌氏が、バルセロナで開催されたサロン・デル・マンガ(スペイン最大規模の日本のアニメ・漫画イベント)で制服ファッションをしている女の子にインタビューした際(「JAPAN! JAPAN! JAPAN!」の前進「J Pop Culture 見聞録」の第5回目)、「制服ファッションをしているの?」という質問に「日本の女子高の制服は“自由の象徴”です!」と答えたとのこと。海外では学校に着ていく制服をおしゃれにしようという発想がなかったのに、その点日本の女子高生はスカート丈を短くしたり、リボンを変えてみたりなどアレンジを加えるというところを見てそう感じたとのことでした。何か物事を大きく変えることを主目的とするのではなく、少しずつアレンジすることによって、当初の目的とするところとは別の何かを生み出すというのは、制服ファッションにおいても実現されています。制服が気に入らないからといって、制服着用という制度自体の変革を目指すのではなくて、制服を着ることを放棄せずに部分のアレンジによってその人らしさを表現する。このような試みを通して制服ファッションという独自のスタイルが出来上がったのでしょう。そう考えると、バルセロナの制服ファッションの子達が語る日本の女子中高生の“自由”の意味は大きいように思います。このような“自由”な試みが日本のカルチャーを豊かにしていくことを、改めて実感しました。(編集部 シミズ)