ab：メイリアさんが作詞を、tokuさんが作曲を担当することが多いとのことですが、曲作りの方法についてお聞かせください。

toku：まず曲を作り始める時に2人でどんな曲にしようかとか打ち合わせをしてから作り出すので、ある程度テーマみたいなのは決まってますね。設計図みたいな部分の土台を作ってから始めます。

メイリア：こういう感じの曲が欲しいよね、作りたいよねって話をして。たまに詞から書いてメロディをつけてもらう詞先っていうパターンもあるにはあるんですけど、ほぼ曲からですね。その曲自体もまずはどういう感じで作ろうか、みたいなのを2人で話し合って、ある程度感じが掴めたら各自作業に入ります。そしてまた集合して、みたいな。

toku：最近はライブに向けて、例えばワンマンとかやる時に、こういう曲があったらいいよね、みたいな感じで作り出すことが多いです。



ab：2ndアルバム『Violet Cry』にも収録されている「MIRAI」のショートフィルムが9月に発表され、感動的な父と娘のストーリーが反響を呼んでいますが、この曲を作る時はすでにストーリーができていたんですか？

メイリア：実は作った時はウェディング的な立ち位置になるとはあんまり思ってなかったんですけど、ファンの方たちから、結婚するんですけど、「MIRAI」を使いたいっていう声も沢山届くようになって。私の友達も使ってくれたりして、確かによくよく考えてみたらこの歌詞は共に歩いていくパートナーに向けて歌うこともできる曲だなっていうのをスタッフさんとも話して、改めてウェディングソングとしてのメッセージも届けようということで、あのショートフィルムを制作しました。

ab：今年はハロウィンもレコーディングでお忙しかったとのことですが、過去に仮装されたことはありますか？

メイリア：去年はハロウィンのイベントで、シスターと神父の仮装をしてライブに出演しました。やっぱり楽しいですよね。今年もやりたかったんですけど、外に出なかった。スタジオに引きこもって全然ハロウィン感なかったです。でも街はすごかったですよね。

メイリア：休み欲しい！旅行行きたい！今はまっているっていうわけじゃないですけど、洋服はすごく好きなので、休みは無いとはいえ、常に買い物はしています。原宿の路面店に行くのが好きなのでちょっと時間見つけて、ネイルサロンに行って次の美容室までの1時間で見る、そしてすぐ買う、みたいな。買い物がすごく楽しいです。

ab：最後になりましたが、アジアンビートの読者の皆さんにメッセージをお願いします。

toku：日本にいると、海外の方の声はSNSとかで頂くことはあるんですけど、僕らからなかなか発信できてなくて、そういうのをアジアンビートさんに伝えて頂けるのをすごく嬉しく思っています。もっともっと僕らも海外に行ってライブをやりたいと思っていますので、是非その時は遊びに来てください。よろしくお願いします。

メイリア：私たちの約2年ぶりとなるオリジナルのフルアルバムが、12月にリリースされます。その中にはアジアでも沢山の方に見て頂いている「極楽浄土」も収録されてますし、是非沢山の方に届いてほしいなと思います。そして「極楽浄土」やその他の楽曲も皆さんにライブでお届けできたらいいなと思っているので、良かったら日本にも遊びに来ていただいて、日本でのライブも見に来てほしいなと思います。待ってます！