Q.海外でもとても人気があるとお聞きしていますが、どんなときに海外での人気を感じますか？

maya：海外にライブしに行って、人がいっぱいいた時ですかね（笑）今はもう日本のジャパンカルチャーブームっていうのは落ち着いていると思うんですけど、我々が活動をはじめたころは割と上り調子で、海外からの評判が良くて、特にヴィジュアル系とか、アニメとかは評判がいいというのは聞いてたんですけど、やっぱり手紙とかもらっても実感はできなかったんですね。けど、実際行って本当にいっぱいの人が集まってくれているのを目にすると、「あ、これは夢なんじゃないか」と思うくらいの景色だったんです。そこでたくさんの歓声を聞くことで実感できましたね。

Q.これまで海外では何か国くらいでライブをされましたか？

Aiji：２０か国ぐらいですかね。

maya：海外での大きなワールドツアーっていうのは３回やったんですけど、被ってる国もあるんで、大体２０か国くらいですね。

Q.日本でライブをする時と海外でライブをする時で、お客さんの盛り上がり方に違いはありますか？

Aiji：日本ってやっぱり「わび・さび」の文化だと思うんで、例えばちょっとバラード調の曲をやったら、日本人って割と聞く姿勢に入るんだと思うんですよ。ただ向こうの人たちは基本「さび」しかないので、ずっと歌うんですよ。全部一緒に歌ってくれるので、歌詞を間違えられないっていうね（笑）

Q.なるほど（笑）

Aiji：全部歌ってくれるんでね、全力で（笑）気持ちいいですけどね。それは絶対日本では味わえない感覚なんで。

Q.海外でライブをする時に意識的に変えていることはありますか？

Aiji：全部受け入れるってことですかね。だいたい日本って設備にしても機材にしても、メンテナンスも行き届いていて、いい環境でやらせてもらえるんですけど、だいたい海外だと機材もどっか調子悪いし、やっぱなんか雑なんですよ（笑）それは国民性だと思うんですけどね。だからそういうところで何が起きてもおかしくないし、機材のトラブルなんて当たり前だし、っていうところで全て受け入れるっていう。全て受け入れることで次のステップに行けるような気がしますね、自分の気持ちがシフトするというか。

Q.アジアンビートを見ているLM.Cファンの方へメッセージをお願いします。

Aiji：これを今読んでくれている人の中で過去のワールドツアーなどでLM.Cを見てくれた人がいるかもですけど、しばらくワールドツアーとかも出来ていなくて、その間に新しいアルバムも出てたりしているので、それをみなさんに届けに行きたいとは思っています。でも、なかなか行けずに待たせてしまっているなぁと思うんですが、一日でも早く世界で待っているみんなに会いに行きたいと思っているので、また会える日まで待っていて欲しいなと思います。

maya：そうですね～。えーっと・・同じです（笑）ってね。でも気持ちは同じですね。いつも海外からも手紙とか貰っているんで、それをありがとうと伝えたいですね。そして次会える日までお互いハッピーに生きていきましょうという感じです。あと新しいアルバムが出てて、自分達的に最新で最高のLM.Cになっていると思うので、それをたくさん聞いて欲しいなと思います。

Aiji：とにかくなかなか海外っていけないんですよ。やっぱり色んな物理的なことも含めて。待っていてくれる人たちもたくさん居ると思うので、各地のプロモーターにリクエストして欲しいですね。とにかく「LM.Cを呼んで欲しい」と。そうしたらいろんなことがクリア出来てくると思うので、お願いします。