――ファッションアイコンのお2人が、今注目している人っていますか?

西本：関西の人たちですね。自分たちと同世代の子たちが会社を立ち上げて、バッグやアクセサリー、洋服ブランドも立ち上げて、それがビジネスとしても成り立ってて。クオリティも高いから、伊勢丹などの百貨店でポップアップショップを出してたりもして。本当に圧倒されます。

――福岡の女の子ファッションってどうですか?

櫻井：他のエリアに比べるとシンプルな子が多い印象がありますね。逆に個性的なスタイルの人は少ないですよね。

西本：福岡の女の子は真似が上手だなって思います。今は福岡に限らず、みんなアイコン的な人のinstagramを見てスタイルを真似してるんですよ。でも、真似することって悪いことじゃなくて、簡単に自分の魅力を引き出す方法だと思うんです。でも、真似して終わるんじゃなく、そこに自分のこだわりや個性が出せるとさらに良いかなって。だって、自分が好きなものが確立している子はブレないからかっこいいでしょ。

櫻井：私は、その時々のシーン、TPOに合わせますね。友達と遊ぶ時はカジュアルだし、買い物の時はスニーカー、休みの日はなるべくヒールを履いたり、ファッションのコーディネートを考えるのが楽しいので。

――最後に、みなさんにとってファッションとは?

鈴木：僕はファッションをビジネスにしているので、“コミュニケーションのパーツ”ですかね。

櫻井：“仕事”ですね。自分でブランドを立ち上げてからは、自分だけが楽しむものではなく、いろんな角度からファッションを客観的に見るようになりましたね。

西本：“防寒”です(笑)。着ないといけないから着てます(笑)。