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MIG代表田口まき氏インタビュー(1/2)
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メインストリームがなくなりつつある現在。しかし、いつの時代もカルチャーを発信し続ける人は存在する。それは今も変わっていない。ただ、よりオリジナリティを追求し、それが可能になったただけなのだ。しかし、この散らばった嗜好を一つにまとめ、女の子たちのリアルを発信する人たちが存在する。「MIG(ミグ)」だ。
「MIG」とは「MADE IN GIRL」の想いを込め、女の子のカルチャーを発信するFREE MEDIAである。「MADE IN XXX」が、そのエリア性や品質を表すように、「MADE IN GIRL」は、日本のGIRLによるクオリティを表している。「MADE IN GIRL」の強くてカワイイパワーとクオリティを、世界へ向けて発信するMIG(ミグ)の代表、田口まきさんにMIGへの想いを伺った。
「MIG」とは「MADE IN GIRL」の想いを込め、女の子のカルチャーを発信するFREE MEDIAである。「MADE IN XXX」が、そのエリア性や品質を表すように、「MADE IN GIRL」は、日本のGIRLによるクオリティを表している。「MADE IN GIRL」の強くてカワイイパワーとクオリティを、世界へ向けて発信するMIG(ミグ)の代表、田口まきさんにMIGへの想いを伺った。
女の子ってホントにパワーがあるんです。彼女たちを応援できるメディアにしたいです。
asianbeat(以下ab):MIGというプロジェクトについて教えて下さい。
田口:MADE IN GIRL(メイド・イン・ガール)の略で、女の子たちの為のプロジェクトです。その一環としてフリーペーパ(雑誌)を作って、女の子たちの活動を紹介しています。今は、以前と違って、情報がいろんなところから自由に得られるようになったから、情報誌の価値ってなくなっている気がするんです。ただ、個人の嗜好はどんどん細分化されて、ジャンルがなくなっちゃうぐらい好みが分かれて来ていって。だから、それをもう一回、再編集して、みんなが集まる場所を作りたいんです。そして、面白い事を沢山の人に知ってもらえたらって思ってます。女の子たちの力ってホントに強いんで、そこにスポットを当てて、新しいものを作り出す女の子の価値観、世界観、概念とかを提案して行けるような新しいメディアにしていきたいですね。
田口:MADE IN GIRL(メイド・イン・ガール)の略で、女の子たちの為のプロジェクトです。その一環としてフリーペーパ(雑誌)を作って、女の子たちの活動を紹介しています。今は、以前と違って、情報がいろんなところから自由に得られるようになったから、情報誌の価値ってなくなっている気がするんです。ただ、個人の嗜好はどんどん細分化されて、ジャンルがなくなっちゃうぐらい好みが分かれて来ていって。だから、それをもう一回、再編集して、みんなが集まる場所を作りたいんです。そして、面白い事を沢山の人に知ってもらえたらって思ってます。女の子たちの力ってホントに強いんで、そこにスポットを当てて、新しいものを作り出す女の子の価値観、世界観、概念とかを提案して行けるような新しいメディアにしていきたいですね。
ab:MIGを始めたキッカケって何だったんですか?
田口:私がカメラマンをしているんで、元々グラビアのお仕事で女の子の写真を撮っていたんですけど、ずっと面白いことをしている女の子って力を持ってるなって感じていました。TVや雑誌に出てるモデルさんってわけではないけど、実はその人にはたくさんのファンがいて、すごく力もあって。一部の中だけでも、影響力がある子達と知り合って行く中で、その子達を繋げて、新しい事が出来たらなって考えたのがキッカケです。
ab:MIGを通して伝えたいことは何ですか?
田口:私が高校生の頃ってコギャル全盛期だったんですよ。一方で、ゴスロリとかヴィジュアル系の格好をした子達もいたりもしていて。お互いに「ギャルが怖い」とか、「ゴスロリがキモイ」とか思ってたんだけど、客観的にみたら、その激しさや表現の仕方って、方向性が違うだけで通じるものがあったんですよ。同世代だし、感じてきたモノは同じなんだし、キッカケがさえあれば話も出来て。だから、フラットな場所を作って、そういう価値観を伝えていきたいですね。
田口:私がカメラマンをしているんで、元々グラビアのお仕事で女の子の写真を撮っていたんですけど、ずっと面白いことをしている女の子って力を持ってるなって感じていました。TVや雑誌に出てるモデルさんってわけではないけど、実はその人にはたくさんのファンがいて、すごく力もあって。一部の中だけでも、影響力がある子達と知り合って行く中で、その子達を繋げて、新しい事が出来たらなって考えたのがキッカケです。
ab:MIGを通して伝えたいことは何ですか?
田口:私が高校生の頃ってコギャル全盛期だったんですよ。一方で、ゴスロリとかヴィジュアル系の格好をした子達もいたりもしていて。お互いに「ギャルが怖い」とか、「ゴスロリがキモイ」とか思ってたんだけど、客観的にみたら、その激しさや表現の仕方って、方向性が違うだけで通じるものがあったんですよ。同世代だし、感じてきたモノは同じなんだし、キッカケがさえあれば話も出来て。だから、フラットな場所を作って、そういう価値観を伝えていきたいですね。

ab:MIGの軸となる考えってありますか?
田口:女の子と新しい世代。新しい事を作ろうとしてるってことが大事です。
ab:MIGでは様々なジャンルの方を紹介していると思いますが、繋がりはどうやって?
田口:バラバラですね。例えばギャル系だったら、ギャル系のお店で働いている子とかスタイリストをしている子や、その友達に声かけてとかですね。直接会ったことはないけど、活動にすごく入ってくる子がいれば、そういう子たちにコンタクトしていますね。
田口:女の子と新しい世代。新しい事を作ろうとしてるってことが大事です。
ab:MIGでは様々なジャンルの方を紹介していると思いますが、繋がりはどうやって?
田口:バラバラですね。例えばギャル系だったら、ギャル系のお店で働いている子とかスタイリストをしている子や、その友達に声かけてとかですね。直接会ったことはないけど、活動にすごく入ってくる子がいれば、そういう子たちにコンタクトしていますね。
ネオ・コスはMIGの中の活動の一つ。コスプレもファッションとして楽しんでもらえればと思って。
ab:MIGとしてどんな活動をしていますか?
田口:今は雑誌とWebサイトと、企画展の展示販売です。限定セレクトショップみたいな事もしています。そもそもフリーペーパーはフリーメディアって謳っていて、メディア(空間・イベント・雑誌・人)は接点を得る場所なんです。お金を払っているモノって自分の思考で選ぶんですが、タダのモノは突然入ってくる事もあるから、そこから接点が生まれればと思っているんです。それをキッカケに洋服を買ってもらったり、今回のネオ・コス展のようなイベントに参加してもらえたらと思ってます。
ab:(ネオ・コス展が)原宿の次に福岡だった理由ってありますか?
田口:今、MIGにいるアーティストは東京の子ばかりなんです。MIGで意識してるのが東京の中でもエリア制だったり、それぞれのアーティストが背景にどのようなものをもっているかっていうバランスで選んでいるんで、東京ではない場所に行く事で、反応が見たいと思って。
田口:今は雑誌とWebサイトと、企画展の展示販売です。限定セレクトショップみたいな事もしています。そもそもフリーペーパーはフリーメディアって謳っていて、メディア(空間・イベント・雑誌・人)は接点を得る場所なんです。お金を払っているモノって自分の思考で選ぶんですが、タダのモノは突然入ってくる事もあるから、そこから接点が生まれればと思っているんです。それをキッカケに洋服を買ってもらったり、今回のネオ・コス展のようなイベントに参加してもらえたらと思ってます。
ab:(ネオ・コス展が)原宿の次に福岡だった理由ってありますか?
田口:今、MIGにいるアーティストは東京の子ばかりなんです。MIGで意識してるのが東京の中でもエリア制だったり、それぞれのアーティストが背景にどのようなものをもっているかっていうバランスで選んでいるんで、東京ではない場所に行く事で、反応が見たいと思って。

ab:ネオ・コス展とMIGでの関わりって何ですか?
田口:ネオ・コス展は、MIGがプロデュースしてる一つの遊びみたいなものです。ネオ・コスっていうのはMIGが作ったものではなくて、ネオ・コス的な感覚はみんな持っていたもので、コスプレは好きだけど、実際には普段出来ないじゃないですか。でも、今年バニーちゃんみたいなカチューシャが流行って、普段バニーちゃんの耳つけては遊びに行ったらイタイけど、こういうアイテムがあったら可愛いから遊びに行けるし。フワフワのしっぽもヴィトンが出すからオシャレに見えたり……。だから、ネオ・コスは、”コスプレ”って遊びをファッションとして楽しんでもらうために、MIGが提案した一つのカタチです。
田口:ネオ・コス展は、MIGがプロデュースしてる一つの遊びみたいなものです。ネオ・コスっていうのはMIGが作ったものではなくて、ネオ・コス的な感覚はみんな持っていたもので、コスプレは好きだけど、実際には普段出来ないじゃないですか。でも、今年バニーちゃんみたいなカチューシャが流行って、普段バニーちゃんの耳つけては遊びに行ったらイタイけど、こういうアイテムがあったら可愛いから遊びに行けるし。フワフワのしっぽもヴィトンが出すからオシャレに見えたり……。だから、ネオ・コスは、”コスプレ”って遊びをファッションとして楽しんでもらうために、MIGが提案した一つのカタチです。


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