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ULTRA JAPAN 2017 関係者に訊く ULTRAの魅力(2/3)

僕自身がそうだったように、フェスをきっかけにその国や街に興味を持って欲しい。
——ULTRA JAPANのローンチから今年で4回目の開催となりますが、過去3回の開催を経て、来場者や周囲の反応などどのような手応えを感じていますか?
小橋賢児:今年は新たに「LIVE STAGE」ができたこともあって、今までのようにダンスミュージック好きのファンだけでなく、新しい層の方々に興味を持っていただいています。ストリートを感じるファッション系の人からヒップホップ好きな方、ロック好きの方、はたまた年齢層も少し高い方々にも注目してもらっているという声も届いています。そういう意味でも幅は広がってきたなと感じます。
——今回はMIYAVIやCrossfaith、そして水曜日のカンパネラのような、幅広い定義のダンスミュージック系ラインナップが揃っていますが、ここに至った経緯や思いを教えてください。
小橋賢児:本家であるULTRA MUSIC FESTIVAL (MIAMI)では、現在8つのステージがありますが、時代を経て、その環境や人の趣味思考も変わってきてるので、ステージも少しずつ増えています。お客さんはエネルギーを爆発させたい時もあれば、チルしたい時もある。音楽に入り込んでひたすら踊りたいという瞬間もある。いろんな感情に合わせたステージが用意されているのです。過去3年間のULTRA JAPANでは、例えば1年目は「海外から凄いアーティストくるから行ってみたい」という興味で、初めてダンスミュージックに出会った人もいると思います。そこから少しずつ音楽を掘り下げた、より深い音楽を聞きたい人のために2年目には「RESISTANCE」のようにアンダーグラウンドなハウスやテクノ寄りなステージを増やしました。そして今年「LIVE STAGE」が登場することによって、さらに出演するアーティストの幅も格段に広がりました。今までは"ULTRA=DJイベントだから自分は関係ない"と思っていた人たちにとっても、また今まで遊びに来ていただいていたULTRA JAPANのファンにとっても、新しい体験を提供できるステージになったと思っています。
—— EDCやElectric Zooといった海外フェスの日本開催、またMUSIC CIRCUSやWIRED MUSIC FESTIVALといった日本独自のフェスも増える中で、ULTRA JAPANは今後どのようなポジションを目指していますか?
小橋賢児:やはり圧倒的な魅力はロケーションですね。ULTRAは"都市型フェス"ということで、都心から20分で行けちゃうような距離で開催できることが最大のメリットだと思っています。例えば、本場のマイアミでは、午前中はビーチに行って、午後からはフェス、夜は着替えて他のパーティーに行けるような世界観があるように、東京でもフェスに行って、街を観光してもらって、アフターパーティーにも行けるような、フェスだけじゃなくその街ごと楽しんでもらえることが都市型フェスのメリットだと思います。僕自身がそうだったように、福岡やアジアの人たちにもフェスをきっかけにその国や街に興味を持って欲しいし、それは東京の名所をたくさんフィーチャーしたULTRA JAPANのアフタームービーの編集方針にも反映させていますね。もちろん、山奥で開催すれば、夜中まで開催できるし環境としては良いのかもしれないですが、それだとフェスだけで終わっちゃうので、ULTRAが"都市型"にこだわっているのはそういう理由からですね。
——お台場という場所での開催も、その意図がしっかり反映されていますね。
小橋賢児:そうですね。僕がお台場にこだわった理由も、成田と羽田の玄関口でもあり、また"レインボーブリッジを渡った夢の島"みたいな世界観は、地方や海外の人から見ても新しいし、東京にいても気づかなかった世界観だと思います。僕には"日常の中に非日常を"というテーマがあって、まさにみなさんが日常的にイメージしているお台場に、とんでもない非日常的世界が出来上がって、そこに入り込むことによって新しい感覚や新しい自分に出会う。それによって、帰りに通るレインボーブリッジで日常に戻り、非日常的だった自分を全く違う自分に感じる。そのように"感じる"ということが、自ら何かを動かすきっかけになると思います。
——ULTRA JAPAN2017に参加予定の人やダンスミュージックファンに向けて、今年の見どころや楽しみ方を教えてください。
小橋賢児:好きな音楽だけじゃなく、知らないアーティストや新しい音楽に出会えることがフェスの特権ですし、「何着て行こう?」とか「誰と行こうか?」とか、仲間同士で当日の計画を立てたり、フェス当日だけではなく、会場に来るまでのプロセスも楽しんでいただきたいです。当日、皆さまにお会いできるのをお待ちしております。
(※インタビューは8月下旬実施)
小橋賢児:今年は新たに「LIVE STAGE」ができたこともあって、今までのようにダンスミュージック好きのファンだけでなく、新しい層の方々に興味を持っていただいています。ストリートを感じるファッション系の人からヒップホップ好きな方、ロック好きの方、はたまた年齢層も少し高い方々にも注目してもらっているという声も届いています。そういう意味でも幅は広がってきたなと感じます。
——今回はMIYAVIやCrossfaith、そして水曜日のカンパネラのような、幅広い定義のダンスミュージック系ラインナップが揃っていますが、ここに至った経緯や思いを教えてください。
小橋賢児:本家であるULTRA MUSIC FESTIVAL (MIAMI)では、現在8つのステージがありますが、時代を経て、その環境や人の趣味思考も変わってきてるので、ステージも少しずつ増えています。お客さんはエネルギーを爆発させたい時もあれば、チルしたい時もある。音楽に入り込んでひたすら踊りたいという瞬間もある。いろんな感情に合わせたステージが用意されているのです。過去3年間のULTRA JAPANでは、例えば1年目は「海外から凄いアーティストくるから行ってみたい」という興味で、初めてダンスミュージックに出会った人もいると思います。そこから少しずつ音楽を掘り下げた、より深い音楽を聞きたい人のために2年目には「RESISTANCE」のようにアンダーグラウンドなハウスやテクノ寄りなステージを増やしました。そして今年「LIVE STAGE」が登場することによって、さらに出演するアーティストの幅も格段に広がりました。今までは"ULTRA=DJイベントだから自分は関係ない"と思っていた人たちにとっても、また今まで遊びに来ていただいていたULTRA JAPANのファンにとっても、新しい体験を提供できるステージになったと思っています。
—— EDCやElectric Zooといった海外フェスの日本開催、またMUSIC CIRCUSやWIRED MUSIC FESTIVALといった日本独自のフェスも増える中で、ULTRA JAPANは今後どのようなポジションを目指していますか?
小橋賢児:やはり圧倒的な魅力はロケーションですね。ULTRAは"都市型フェス"ということで、都心から20分で行けちゃうような距離で開催できることが最大のメリットだと思っています。例えば、本場のマイアミでは、午前中はビーチに行って、午後からはフェス、夜は着替えて他のパーティーに行けるような世界観があるように、東京でもフェスに行って、街を観光してもらって、アフターパーティーにも行けるような、フェスだけじゃなくその街ごと楽しんでもらえることが都市型フェスのメリットだと思います。僕自身がそうだったように、福岡やアジアの人たちにもフェスをきっかけにその国や街に興味を持って欲しいし、それは東京の名所をたくさんフィーチャーしたULTRA JAPANのアフタームービーの編集方針にも反映させていますね。もちろん、山奥で開催すれば、夜中まで開催できるし環境としては良いのかもしれないですが、それだとフェスだけで終わっちゃうので、ULTRAが"都市型"にこだわっているのはそういう理由からですね。
——お台場という場所での開催も、その意図がしっかり反映されていますね。
小橋賢児:そうですね。僕がお台場にこだわった理由も、成田と羽田の玄関口でもあり、また"レインボーブリッジを渡った夢の島"みたいな世界観は、地方や海外の人から見ても新しいし、東京にいても気づかなかった世界観だと思います。僕には"日常の中に非日常を"というテーマがあって、まさにみなさんが日常的にイメージしているお台場に、とんでもない非日常的世界が出来上がって、そこに入り込むことによって新しい感覚や新しい自分に出会う。それによって、帰りに通るレインボーブリッジで日常に戻り、非日常的だった自分を全く違う自分に感じる。そのように"感じる"ということが、自ら何かを動かすきっかけになると思います。
——ULTRA JAPAN2017に参加予定の人やダンスミュージックファンに向けて、今年の見どころや楽しみ方を教えてください。
小橋賢児:好きな音楽だけじゃなく、知らないアーティストや新しい音楽に出会えることがフェスの特権ですし、「何着て行こう?」とか「誰と行こうか?」とか、仲間同士で当日の計画を立てたり、フェス当日だけではなく、会場に来るまでのプロセスも楽しんでいただきたいです。当日、皆さまにお会いできるのをお待ちしております。
(※インタビューは8月下旬実施)
小橋賢児 プロフィール
LeaR 株式会社 代表 ・クリエイティブディレクター
1979年8月19日生まれ。東京都出身。88年に8才で芸能界デビュー、以後数々のドラマや映画、舞台に出演。27歳の時に俳優活動を突如休業する。
その後、世界中を旅しながらインスパイアをうけ映画やイベント製作を始める。
長編映画「DON'T STOP!」で映画監督デビュー。同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティ アワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをW受賞。
Dîner en Blanc、ULTRA JAPANなど海外のイベントを日本に上陸させそれぞれのDirectorを務める。
また、伝統とテクノロジーを融合した未来型 花火エンターテインメント「STAR ISLAND」もプロデュースし都市に新たな価値を創りつづけている。
クリエイティブを通じて気づきのきっかけづくりを、をモットーに職業という枠に捕われないマルチな活躍をみせている。
Instagram:@kenji_kohashi
Twitter:@KENJI_KOHASHI
1979年8月19日生まれ。東京都出身。88年に8才で芸能界デビュー、以後数々のドラマや映画、舞台に出演。27歳の時に俳優活動を突如休業する。
その後、世界中を旅しながらインスパイアをうけ映画やイベント製作を始める。
長編映画「DON'T STOP!」で映画監督デビュー。同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティ アワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをW受賞。
Dîner en Blanc、ULTRA JAPANなど海外のイベントを日本に上陸させそれぞれのDirectorを務める。
また、伝統とテクノロジーを融合した未来型 花火エンターテインメント「STAR ISLAND」もプロデュースし都市に新たな価値を創りつづけている。
クリエイティブを通じて気づきのきっかけづくりを、をモットーに職業という枠に捕われないマルチな活躍をみせている。
Instagram:@kenji_kohashi
Twitter:@KENJI_KOHASHI