ピーター・チャン監督の最新作「武侠」は、クランクイン直後から絶えず話題となっています。まず、人々を驚かせたのはその配役で、まず、映画「葉問」出演後に再ブレイクした武術の大家の甄子丹（ドニー・イェン）が出演していることです。

ドニー・イェンはやはり自由な身のこなしで、自分の名を伏せている侠客・劉金喜を演じました。
ずっと神秘的で控えめなイケメン金城武が、不恰好に扮して、四川方言で話しているのも面白いです。


金城武の本編での様子。武術マニアを痛快に演じています。


映画「色戒」での大胆な脱ぎっぷりで有名になった湯唯（タンウェイ）。湯唯（タンウェイ）は、侠客・劉金喜の妻を演じます。


そして実力派のベテラン・王羽（ジミー・ウォング）

武侠がカンヌ映画祭に参加した時のポスター

ピーター・チャン監督は、科学・医学そして解剖学を利用し、「武侠」という映画の中で今まで見たことがないような演出をしています。予告が公開されると、瞬く間に議論が巻き起こりました。




これは長めの８分間バージョンの予告編です。

<ストーリー>
この映画では、ドニー・イェン演じる侠客・劉金喜は名を伏せ、タンウェイ演じる妻・阿玉と子どもと一緒に片田舎で暮らしていたが、奇妙な殺人事件に巻き込まれてしまいます。金城武演じる探偵・徐百九は、武術マニアで、捜査中に劉金喜の過去を嗅ぎ付けると、好奇心に火がつき、劉金喜を王羽演じる邪悪な指導者に対面させ、命を懸けた勝負を迫るのです。彼の家庭に危機が訪れ、彼らの家や畑も災難を免れることができなくなり・・・。

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