台湾の地元レーベル、滾石唱片（ロックレコード）は今年で創立30周年を迎えた。先日30周年を記念するコンサートが開かれ、30年間で活躍した各世代のアーティストを一堂に集めた。


コンサート会場の外観。

人道主義を理念とするこの会社は、台湾の流行音楽シーンでこのようなスケールが大きいコンサートを開くことが最も期待されている会社でもある。数え切れないアーティストを世に送り出し、幾世代にもわたる台湾ファンの心をつかみ続けている。そのため、入場者は10代から70代と幅広く、だれもがもう一度自分だけの滾石時代に戻ることを楽しみに参加した。


関連グッズの売り場が会場内外にずらりと。


終盤に差し掛かり観客全員が総立ちになって、楽しげに大合唱を始めた。

歴代のヒットナンバーとアーティストがあまりに多いため、午後7時始まった今回のコンサートはなんと深夜12時半になってやっとみんなの大合唱で幕を閉じた。とても素敵な一晩を出演者にも観客にも届けた。