最近の台湾のレコード業界では従来とは一風変わった売り出し方がヒットしていて、前回、2回シリーズで台湾の実力派歌姫・アーメイが変身したAmit（阿密特）と、全身白タイツを身にまとった一見怪しいアーティストWatermanを紹介しましたが、今回登場するのは「景行廳男孩 JXT BOY」という新人グループ。

実はこの３人のメンバーはもともとバラエティー番組やドラマのプロデュースにかかわる制作スタッフで、たまたまトークショーの番組に出演したのをきっかけに人気が出て、ついに「千人迷」というCDも出した。
（日本にも以前「野猿（やえん）」という似たような経緯のグループがいましたね…）

このユニット名「景行廳男孩」の名前の由来はというと、台北市で最大規模の葬儀場『景行廳』をヒントにしていて、３人ともデビュー当時は黒い服を身にまとい、「スーツ姿で遺影を撮る」とジョークを飛ばしていたためこのようなグループ名にしたという。

「新人」にしてはちょっと年季の入ったこの異色の3人組ユニットが台湾では今大人気なのだ！