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[ロビンの香港レポート] 香港の「の」の話

香港人はよく、日本語のひらがなの「の」を使います。一体何故でしょう?

香港は、中国に帰還する以前、お店やショッピングモールは中国語と英語の名前を掛けていました。帰還以後には、この様子はちょっと変わりました。日本の文化は、この10年間で香港のマーケット入ってきました。デパートやショッピングモールも日本投資者のおかげでということもあって、今、香港の街道では日本と関係あるお店が増えています。特に名前の中に「の」という文字を付けたお店がたくさんあります。

でも、どうして香港人は、日本語のひらがな「の」をそんなに気にするでしょうか。理由は、多くの香港人は日本語が出来ません。ただ、子供の頃からずっと日本の商品で「の」を見ているので、(例えば:製品の<使用上の注意>、<太鼓の達人>、<鋼の錬金術師>も「の」が付きます)香港人は日本を身近に感じ、日本との心の距離が近くなったように感じています。
また、「の」を使うと香港人は、そのお店は、日本と関係あるということを証明しています。もし、天神のような若者エリアで、日本の最新商品を販売する時は、「の」を使う事が一番いい方法なのです。
新の城.JPG
ショッピングモールの「新の城」

深の都.JPG
「深の都」
Chicの堡.JPG
「Chicの堡」。
優の良品.JPG
軽食ハウスの「優の良品」
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香港版100円ショップ「日本城」
香港人は「の」の習慣お陰で、店の利潤も上がったようです。

「の」の付くショッピングモールでは、大体日本の商品を発売しています。衣装、電気、ゲームなどの若者に人気商品。軽食ハウスには、草もちがあります。ただ、それ以外の軽食は日本と関係ない食べ物です。日本城は、もともとは香港10ドルの店でしたが、今は商品も高くなってしまいました。でも、10ドル商品は、香港人の記憶の中には残っています。(今人気の10ドル店は日本と同じJUSCO)。皆さん、香港へ来るならあの「の」の店に行ってみてください。

海外情報員 ロビン氏 プロフィール

香港在住。香港国営放送局(RTHK)のDJとして、活躍中。
日曜16:00-18:00の番組「Teen 空 海 闊」では、メインDJをつとめている。
「Teen 空 海 闊」は、日本のポップミュージックを中心とした放送番組。

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