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[愛魂 vol.15]クラブピープルからコスプレイヤーまで幅広い支持を獲得するイベントDENPA!!! ~自由と混沌の先に見据えるものとは~(2/2)

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ライブ配信は一回飽きて止めちゃったけど、今のタイミングならまたやっても面白いのかな。

ab:アジアへの進出は考えていますか?

王:チャンスがあればとは思っています。
ま:逆にアジアの方からこちらを向いてもらえれば嬉しいですよね。発見してもらえる喜びもあるかもしれないし。

ab:このイベントは仕掛けているよりは、身を任せているという形に近いですね。

王:そうですね。インスピレーションでやっていますよね。
ま:点と線も王子も、信念を持ってやっていると思うし、ただじゃあ何をもって完成形かというと、解らない部分がある。だからこそ、DENPAという形で続けることができているんじゃないかな。

ab:今twitterやマイスペースなど、ネットメディアを通して世界中のクリエイタ―が自分自身で情報発信できる状況ですが、それについてどう思いますか?
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王:けっこうUstream DJとか今でこそ多いですが、僕たちは2年くらい前からライブ配信みたいなものをしてたんですが、その時は飽きてしまって、今考えると自分たちは下手くそだったなと思います(笑)。

ab:ライブ配信などをしていない時と、始めてからは何か変化はありました?

王:いろいろウェブのメディアさんは取り上げてくれたんですが、僕らの技術不足もあり、なかなか面白さが伝えられなかったですね。要因の大半は技術不足だとは思うのですが、当時はあまり若いクラブに興味のある子が家で腰を据えてライブ配信を見る、という感覚が少なかったのものあると思います。
今となってはDOMMUNEみたいなリッチなライブサイトの誕生で土壌は十分に肥えましたし、面白いのが、Ustream DJを聴きながら、家で踊ってる人がいるっていう。ビール飲みながら家で踊ってるらしいんですよ。
そういう今の流れを見ると、またやっても面白いのかなって思いますね。勿論、やり方を変える必要はありますが。

臭いものに蓋をしないという考え方を持ってほしい。

IMG_1519.JPG

ab:最後にアジアンビートを見てる若者へメッセージを。

ま:そうですね。“好きなら好きでいいじゃない!”って思いますね(笑)。王子くんとか、点と線は好きだからイベントやっているし、金勘定なしで、この人呼びたいからイベントに出てくれとか。私もコスプレしてますけど身銭を削ってやってても、それは好きだからやっているワケで。どうこう言う人がいたなら、これだけ人がたくさんいるんだから“そう言う人だっているだろう”くらいな感覚ですよね。

王:「好き」っていうところを持つのは良いんですが、その「好き」に普遍的なものを感じて欲しいですね。あとは、臭いものに蓋をして欲しくないなと思います。最初の暴力教室をやったときも、結局は僕や点と線の自己満足やナルシズムになっていたとは思うんですけど、例えば友達との付き合いや交友目的でのみクラブに通っている、コンサバティブな人達にも、本物のSMを見て欲しかったんですよ。元々SMとかノイズって、小さくて狭い箱で玄人っぽいたちが腕組みながら関心して観るものだったんですけど、僕らが実際に観ても手を叩きたくなるほど素晴らしいものだったので、それを見世小屋に留めておくのはもったいないなと思って。だからフラットな視点で物事を見る、臭いものに蓋をしないという考え方は大事だと思います。

(取材日:2010.5.9)

画像をクリックして当日のライブの様子を見よう!

DENPA!!!『大阪、侵入』
5月1日(土)「DE DE MOUSE TOUR 2010 “A journey to freedom” × DENPA!!!」 」@TRIANGLE
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※写真をクリックすると、当日のライブ写真をみることができます。
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[INFO]

DENPA!!!/電刃とは、、、

2007年8月、イベント企画として立ち上げ。 “ANIME×FASHION×NOISY ELECTRO”をコンセプトとする第一期(全12回)は下北沢WEDGEからスタートし、その後規模の拡大に伴い青山、渋谷へ移行。
SPACE SHOWER TVやNHK、フジテレビなどで取り上げられ雑誌媒体にも数多く露出するなどその影響は各方面に瞬く間に波及し、イベントに留まらず企業とのコラボレーションやCDのリリースまで果たす。2009年8月の2周年をもって活動休止宣言。
そして2010年5月、更なる自由と混沌を求めて第二期がスタートする。全ての文化がオルタナティブであるための場所、其れが電刃。

■Official Web Site
http://denpaweb.net/
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