- ホーム
- 写真
- Etcetra SNAP
- 上海万博フォトレポート
- 上海万博フォトレポート 【番外編 スタッフレポート前編】
上海万博フォトレポート 【番外編 スタッフレポート前編】
◆前編:上海の裏原宿?「田子坊(ティェンツゥファン)」特集

レポートをお届けする前に、まずは「田子坊」という場所について。
田子坊はメインのストリートが3本と、横に入り込む路地が4~5本通っていて、細い路地に様々なショップが並んでいる。その光景だけでもとても刺激的だ。敷地内の建物は中国風だったり、欧米風だったり、そして今も人が住む民家もあればレストランも、工房も、若者向けのショップも混在している。
文化、商業、生活、アート…、様々なものが融合した場所だった。
歴史的には1998年に、中国では有名な画家の陳逸飛という人がこの場を訪れ、アトリエを開いたことからその後画廊やブティック、カフェ、レストランなどが集中したという。
テーマを持って作られたのではなく、自然発生的に成長していき、進化し続ける街、という印象だ。


まず、入ってすぐ目についたのは、Happy&Lucky Babyというフィギュアを扱うショップ。真っ白な人形に自由にペイントをするフィギュアで、人気のよう。
海外の色々な場所で撮影された写真があり、店内も外国の人々でいっぱいだった。もちろん日本の写真も。
海外の色々な場所で撮影された写真があり、店内も外国の人々でいっぱいだった。もちろん日本の写真も。


そして、同じくポップな裏原系ショップ。今度はTシャツをメインに扱うアパレルショップだ。香港から来たブランドらしく、「POPIG」という豚のキャラクターと「PILL ART」という薬の形をデザインした2ラインが香港の若者に人気で、上海ではじめてのお店ということだった。
日本発で今では海外の人気も高い「エイプ」を匂わせるこのキャラクターが今後、上海や日本でも人気を獲得していくのか、見どころである。
日本発で今では海外の人気も高い「エイプ」を匂わせるこのキャラクターが今後、上海や日本でも人気を獲得していくのか、見どころである。

田子坊にはアート作品を扱うショップや、欧米風のカフェ、各国料理のレストラン、雑貨やなどもたくさんひしめき合っていて、訪れる人も様々だ。


そんな田子坊の中でも地元の若者の人気を集めているのが、このCDショップ。
店内を見てみると輸入ものや中国のもののCDがずらりと並んでいる。残念ながらここに日本のポップミュージックのCDはなく、田子坊のその他の場所にも扱っているショップはなかった。
上海の感度の高い若者や外国から訪れるたくさんの人の目につく場所にないのは残念だが、どんどん広がっていくアメーバのような田子坊という場所では、ただのCDショップではないもっと面白いショップができそうな予感もするので、楽しみだ。
店内を見てみると輸入ものや中国のもののCDがずらりと並んでいる。残念ながらここに日本のポップミュージックのCDはなく、田子坊のその他の場所にも扱っているショップはなかった。
上海の感度の高い若者や外国から訪れるたくさんの人の目につく場所にないのは残念だが、どんどん広がっていくアメーバのような田子坊という場所では、ただのCDショップではないもっと面白いショップができそうな予感もするので、楽しみだ。
スタッフレポート後篇では田子坊内のガールズカルチャーショップを紹介します!