「鼓動」2010年2月11日
インドの大学生

化学、土木、電気、物理、バイオなど13の工学系学部を有し、学部生・院生合わせて約5,000人の学生を抱える。入学競争倍率は300倍に達するほどの超難関校、研究水準の高さは国際的にも認められていて、インド屈指の大学である。
国際担当学部長と意見交換すると共に、研究室や図書室などを見せていただいた。同行した大学の先生達が「日本と比較すると、大学キャンパスというよりは、予備校のような雰囲気を感じる」とその印象を語るように、一流大学に入学した安心感よりは、さらに将来に思いをはせて勉学・研究に集中する若者の熱意が伝わってくる。
インドから福岡県への留学生は現在10人しかいないが、もっともっと多く受け入れたい気持ちが募る。日本人学生にとっても、インドはじめ多くの留学生と共に勉強・生活する環境は、将来国際社会において活躍する際の大きな礎となるに違いない。(T)
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