「鼓動」2010年2月27日
座薬

「薬って間違いやすいですよね」 と看護婦さんは言う。
でも時には想定外の間違いもあるそうだ。
「座薬を誤飲した人もいるんですよ」
「座薬の誤飲?それどういう意味ですか」
「座薬の経験が無かったのか、あるいは勘違されたのか分かりません。でもその方はお座りになってお薬をゴクンと飲まれたのです」
「座薬をですかァ」
「そうです。キチンとお座りになって飲まれたそうです」
ユーモアのセンスがある看護婦さんだった。
不謹慎とは思いつつ、まじめな勘違いというのは、他人をどこか愉快な気持ちにしてくれる。(Ik)
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